【深みや輝きを増した歌声が聴ける1stワンマンツアー】
シンガーソングライターとして、そして、
「YOASOBI」のボーカル ”IKURA” としても活動をする
「幾田りら」。昨年末は、milet ☓ Ai-met ☓
幾田りら ☓ Vaundyのコラボレーションで紅白
歌脱線に出場するなど、活躍が目覚ましい彼女が、
1stアルバムをリリース。自らの心像風景を描き出した
サクヒンであることからタイトルを「Sketch」とした。
りら> 一番古い曲は、「ヒカリ」で、最も新しいのは、
「吉祥寺」という曲です。その間に、約2年の歳月が流れ、
個人としても、シンガーソングライターとしての、
クリエイティブにも、変化を感じます。
楽曲化として、作品を
振り返ると、私にとって、楽曲制作が心の日記で
あり、ありのままの自分自身を自由に描ける場所
だと、再確認しましたし、これからも、そう歌い続けたい
という願いを、表題に込めました。
・・・特に、チルなトラックが心地よく、どこか
ノスタルジックな気分にさせる「吉祥寺」など、いわゆる
アルバム曲で、自身の成長を感じたという。
IKUTA> 私のいろんな一面を知っていただき、クリエイター
としての、新たな挑戦も感じていただけるような、
遊び心のある曲を目指して、3つの新曲を書き下ろ
しました。それ以外も、”もっといろんなことを
してみたい!”という気持ちで、制作に取り組み
ましたし、イメージをちゃんと形にできた喜びや、手応え
を感じる瞬間も多かったです。出来上がった曲を
聴き、「こんなテイストの曲も作れるんだ」』と、自分を
発見するような気持ちにもなりました...。
・・・本作には、9曲ものタイアップソングが含まれる。
彼女への注目度の高さを、かいま見せるものだが、
難しさを感じるアーティストも少なくない。幾田は、
どう向き合っただろう?
RIRA>
テーマや、原作がある場合も、自分のこととして、
偽りのない言葉を、紡ぎたいと考えています。テーマを、
深堀りしながら、自分と重なり合う部分を探して
いくことが、大事だと思いますね。
「浦公英」は、NHKドラマ10
「大奥」の主題歌として描き下ろした
1曲なんですが、作品に寄り添うことで、”○に際に
何をもって、幸せだったと言えるか?” という問いと、
現時点での答えに、たどり着いたと思います。作品から、
自分自身の生き方を導いてもらえるような
体験は、タイアップならではですね...。
・・・・音楽活動と、大学生生活を並行してきた彼女は、
この春、晴れて卒業した。様々な経験から深みや、
輝きを増した歌声を、1stワンマンツアー「SKETCH」
で、たっぷりと響かせてくれるに違いない。
IKUTA> ツアーが決まった時、真っ先に頭に浮かんだのは、
”やっと会える!” でした。(笑)。自分の曲を
お客さんの前で唄うのは、約3年ぶりで、はじめて私の
ライブに、来てくださる方も多いと思います。待っていて
くださった皆さんに、大きな感謝を届けられる
ライブに、したいですね。そのためにも、歌を、一対一で
届ける気持ち、”今そこにいる、あなたに歌っている”と
感じてもらえるような歌を、心掛けたいです。
これは、活動を始めたばかりのライブから、大切にしてきた
ことなので、ワンマンツアーでも、『1人残らず
目を見るぞ!』と、意気込んでいます...。
・・・最後に、ライブを楽しむコツを尋ねたが、幾田
自身が、本ツアーを誰よりも、心待ちにしていることが、
ひしひしと伝わってきた...。
イクラちゃん> 楽曲を書き込んで、「もしかしたら、ここで、一緒に
歌うかも」、「ここで、手拍子するかも?」、と想像して
いただけたら、それだけで、飛んで喜びます。そうで
なくても、心と体を、音楽に預けて楽しむ準備を
してくれたら、それだけで、最高です!
最高で、最強の思い出を
一緒に作りましょう...。
(インタビュー・文:横川有子)
備考:この内容は、
「2023-4.15号
ローチケ」
より紹介しました。