20周年記念のお祭りツアー&
2度目の横スタライブを開催
・・・湘南乃風が、2023年のスタートダッシュを
決めるワンマンライブ「新・春・狂・乱」を、1月19日に
日本武道館で開催した。360度を観客に
囲まれた、センターステージでのライブに挑んだ感想を、
聞いていこう。
SHOCK EYE> センターステージも、武道館でのワンマンも初めて
でしたが、お客さんに囲まれるライブは、最高でした。
いつもと違って、それぞれが、自分の正面に
いるお客さんを担って歌うから、無我夢中な熱量は
あったかなと思います...。
RED RICE> 初のセンターステージで、不安いっぱいで臨み
ました。でも、オレらは、何かを乗り切ろうって
ときに、すごく団結するんですよ。1つになって
武道館にぶつかれて、お客さんに『すごく良かった』
『楽しかった』って、言葉を、いただいて、やってよかった
なって思いました...。
若旦那> 正直、初のセンターステージは、きつかったし、
もっといいステージ、見せられたかな、とは思いました。
ただ、お客さんとの距離近さは、良かったし、その
満足度は、高かったなって思います。
HAN-KUN> 楽屋で、若旦那が友達から預かった絵馬に、
メンバーそれぞれ、今日の意気込みを書いたんです。
旦那が「まわりを見る」、オレが、「まわりを活かす」、
レッドが「まわりに頼る」って書いて、ショックが
「まわりに感謝!」って書いて「韻を踏んでないじゃん!」って
笑いながらステージに立ったんです。
絵馬をDJブースにかけてライブを、やりきって、最後のMC
で、レッドが「ずっと、みんなに頼ってきたけど、
これからは、頼られる存在になれるように
がんばる」ってことを言ったんです。
絵馬からのライブの流れや、
レッドの自分をさらけ出すMCもすごく
よかったんですよね。この湘南乃風らしさは、
一緒にやってきた20年で、できていった
ものじゃないかなって、
振り返って思いました...。
・・・2003年に、メジャーデビューした湘南乃風は、
今年で20年。20周年記念の第2弾となる全国
ツアー「風伝説 20周年記念 TOUR2023 祭りの
方法教えてやろう 野郎ども声だせ Yo!わっしょい!」
が、4月から開催される。
SHOCK EYE> 個人での活動から湘南乃風に戻ってくると、
友達との、楽しい遊びみたいな感覚があって、それを
出来ていることが、すごくありがたいなって思う
んですよ。自分が、そう思えるようになったぶん、
お客さんに、感謝を伝えながら楽しんで、全国を巡って
行きたいです...。
RED EYE> コロナ渦を経て、いろんなものを取り戻していく
ツアーだと思います。各地で感謝を伝えながら、
自分もパワーアップして行きたいです...。
若旦那> 10周年ツアーのときに、オレは20周年への第1歩
目を見せたくて、初めてギターを弾いたんです。
そうやって、30周年へ向けての第1歩を提案したい
ですね。
HAN-KUN> ツアータイトルにもあるように、20周年のお祭り
であり、コロナ渦を抜けた世の中の、お祭りにした
いっていうのは、あります。イメージ的には、武道館で
引っ張り出した神興を担いで全国を回って、
お客さんを連れて横スタに行くぞ!って感じに
なれたらいいなと思います...。
・・・20周年記念の第2弾は、夏にベストアルバムを
発売。そして第3弾には、8月12日に横浜スタジアムで、
ビッグマッチ「風伝説最終章 横浜スタジアム
公演」が、開催される。
”風伝説最終章”というのは、
「あくまで20周年の区切りで、
僕らは、全然、辞めるつもり
はないです」とSHOCK EYEは名言。まだ
まだ、前進する湘南乃風が挑む、10年ぶり2回目の
横浜スタジアム公演の、意気込みを聞いた...。
SHOCK EYE> ツアーで、チームワークをさらに磨いて、その集大成
を横スタで見せたいです。個人的には、子どもに、
僕がステージで歌っている姿を、しっかり見せたい。
そのために、横スタに立つに、ふさわしい人間に
なるための日々の研鑽は怠らず、20年やってきた
ことを、見せたいなと思います...。
RED RICE> 20年間思い返すと、自分で納得いくライブをした
ことがなくて、いつもみんなの足引っ張っていた
なとか、思ってしまうんです。
でも、オレは、ここで、終わっても
悔いのないくらいのライブを、したいなって
思っているんです。そこまでの覚悟はしたこと
無いですね。10年前の横スタの自分に勝ちたいし、
あの時よりエネルギーを出して、納得行く横浜
スタジアムにしたいです...。
若旦那> オレは、10人だろうが、3万人だろうが、同じライブ
おするっていうのが、モットーです。日々、自分が
納得行くパフォーマンスが、できているかどうかを常に
考えているし、普段が1番だと思っているので、普段
通りの自分で行きたいと思っています...。
HAN-KUN> 横スタライブは、お祭りなので、みんなが楽しく
笑顔になる空間になればと思います。街も喜ぶ
ような、地域の人たちも、一緒に作っていくお祭りに
したいです...。
(インタビュー・文:土屋恵介)
備考:この内容は、
2023-3-15 発行
「ローソン・チケット」
より紹介しました。