「リコリス」 悲しい思い出
リコリスはヒガンバナ属の花の総称で、
お彼岸の時期におなじみの
ヒガンバナも、この仲間です。
花色や姿は、
さまざまですが、いずれも大きく反った
花びらと、長く伸びた雄しべが特徴です。
ギリシャ神話に登場する水の妖精
ネーレーイスの1人で、美しい金髪を
持つとされるリコリスの名に、ちなんで
花名がつけられました。
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「ミセバヤ」 平穏、つつましさ
サボテンを思わせる多肉質の葉と、
可憐な花が魅力的な、古典園芸植物の
1つです。茎は垂れるように伸び、
吊り鉢や石垣のカバーに適します。
江戸時代、山奥で、この花を見つけた
吉野山の法師が、和歌の師匠に
「君に見せばや」(誰に見せようかという
意味)の詞を添えて贈ったと伝えられ、
これが花名の由来となっています。
備考:この内容は、
2011-1-4
発行:(株)ナツメ社
監修者:国吉純
発行者:田村正隆
「想いを贈る 花言葉」
より紹介しました。