「ほうせんか・中島みゆき」
花言葉・・・短気、私に触らないで。
熟した実に触れると、はじけてタネを
撒き散らすのが、花言葉の由来です。
ギリシャ神話では、金のリンゴを
盗んだ疑いをかけられた給仕の女神が
天国に追われ、汚名を晴らすために地上を
駆け回りますが、力尽き生き絶えて
しまいます。
女神は、「ホウセンカ」となり、
自分が盗んでいない証に、実を開いて
魅せるようになったと言われています・・・。
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「コスモス・山口百恵」
花言葉・・・乙女の真心
最近は、早咲きの品種も多く出回るようになり、春の終わりから夏に
かけて咲く様子も見られますが「秋桜」の漢字が当てられていると
おり、やはり、コスモスといえば秋の花の代表格です。
秋咲きのコスモス
(従来種)は、1日のうち夜の長さが一定以上にならないと、花芽を
つけない短日性で、その習性からも秋の訪れを告げる花だと言えます。
花名は、ギリシャ語で、「調和、秩序、美しさ」という意味で、この花の
整った花姿や、群れ咲く様子の美しさに由来します。
ちなみに、化粧品のことを
「コスメチック」といいますが、これも、コスモスの花と同じ語源です。
清潔感のある花姿や、繊細さを感じさせる細く裂けた葉は、
「乙女の真心」の花言葉がぴったりです・・・。
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「宵待草・竹久夢二」
マツヨイグサ・・・花言葉
浴後の美人、物言わぬ恋
夏の遅い夕暮れに、気だるげに咲き
はじめる黄色い花は、大正ロマンを代表する
画家・詩人「竹久夢二」の詩歌
「宵待草」で有名です。
花言葉の「浴後の美人」は、夢ニが好んで描いた
浴衣姿の美人からきたものです。
夕方に咲き、翌朝には、しぼむ性質が、
ひと目をしのぶ恋を連想させることから、
「物言わぬ恋」の花言葉もあります・・・。
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「ハイビスカス ナオト・インティライミ」
花言葉・・・常に新しい美
赤や黄色の鮮やかな色彩で、見るものの心を南国へいざなう
この花は、ハワイ州の州花で、レイ(首飾り)や髪飾りでもおなじみです。
髪飾りにするときは、未婚者は右、既婚者は左に付けます。
日本でも沖縄などに自生しますが、園芸用として出回っている
のは、主にハワイで交配された改良品種。
原色で、一重咲きのものが、
中心ですが、小ぶりの花を付けるものや、八重咲きのもの、
上下2段に花をつけるものなど、さまざまな種類があります・・・。
備考:この内容は、
2011-1-4
発行:(株)ナツメ社
発行者:田村正隆
監修者:国吉純
「想いを贈る 花言葉」
より紹介しました。