「哀愁」(1940年/アメリカ)
ラブ・ストーリーの最高傑作。この映画を見ないで恋愛映画を
語ることは出来ない。ロバート・テイラー、ヴィヴィアン・リーという
美男美女が語る物語に 涙をこぼさない人はいない。
「哀愁」。なんという美しいタイトルであろうか? 原名は「ウォータルー橋」。
実はこのロバート・E・
シャーウッドの書いたロマンの物語は、3度も映画化されている。
今回は、マービン・ルロイという
ロマンの巨匠が監督し、「風と共に去りぬ」で、一躍有名になったオスカー女優
ヴィヴィアン・リー
をヒロインに。
美男スター ロバート・テイラーと組ませて 心うつ名作を作り上げている。
第1次世界大戦下のロンドン。空襲の真っ最中に知り合った青年将校とバレリーナ。
一夜で愛し合った2人は、結婚を誓ったが、
偶然のいたずらか、彼と彼女は、言葉を交わす時もなく
別れていく。
彼は戦場へ。
そして、瀕○の知らせ。
バレエ団を やめさせられた彼女は、夜の世界へ・・・。
ところが、彼は生きていた。
この愛し合う夜のワルツ。
戦場へ旅立つ列車を追う彼女。
そして再会。
やがて来る悲劇の時。
一場面、一場面が映画史に残る名場面である。
私は、何度、この映画を見て、
涙したことか。
ゼッタイ、ご推薦の一作だ・・・。
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「ジェーン・エア」(1944年/アメリカ)
霧深きイングランド北東部に 展開するミステリアスなラヴロマン。
女性作家としても有名なシャーロット・ブロンテの名作小説の映画化。
その後、幾度も映画化されているが、この作品が No.1。
両親を失ったジェーン・エアは、孤児院に入れられる。
やがて成人した彼女は、職を求めて貴族
の城で、1人娘の教育係として採用される。
当主のロチェスター卿は、留守がちだが、ある夜
突然帰宅し、その夜、彼の部屋が炎に包まれる。
彼を○地から救ったジェーンは、以来、彼に
ほのかな恋心を抱くようになる。
その後、城の中では、次々と怪しい出来事が続く・・・。
想像もつかない物語が次々に逆転を重ね、
恋しくも美しいエンディングを迎える・・・。
ロチェスター卿が 名優オーソン・ウェルズ。
ヒロインはジョーン・フォンテイン。
幼い1人娘が、当時の名子役で
マーガレット・オブライエン。
「レベッカ」と並ぶミステリー・ロマン。
シャーロットの姉妹エミリーは
「嵐が丘」という名作も書いている・・・。
備考:この内容は、
2006年3月
「水野晴郎のDVDで観る世界名作映画 BEST50」
より紹介しました。
(Q太郎の感想)
あの~、ぼ、僕の生まれる前の映画なので、
なんとも、言えません。
きゃは!
またまた・・・、
Qちゃんは、100歳なんでしょ!
うっ・・・!
でも、「モノクロ」なので、
ぼ、僕の趣味に合いません・・・。
きゃは!
でも、いつも、
「ももクロ」は、
見ているくせに!