「予定外のバスが来た停留所」 青森県 いちごタルト
私は家から少し遠くにある塾へ、いつもバスで向かっています。
しかし、その日は運悪く、バスに乗り遅れてしまいました。
次のバスが来るまでは、30分です。
このままだと、遅刻してしまう。
どうしようか?
塾に遅れるって電話
しようか、迷っていると、
「パパ~ン!」と、クラクションが、鳴り響きました。
バス停に、次のバスが来たのです。
How?
さっきのバスが行ってから、まだ10分ほどなのに・・・。
時刻表を見ても、この時間に
来るバスは無いはずなのに・・・。
Why?
ちょっと、不思議に思いましたが、
とにかく、これで塾に遅れずに済むと、バスに飛び乗りました。
バスに無事、乗れてほっとしたせいか、私は、シートに座ってすぐ、
ウトウトしてしまいました。
バスの急ブレーキで目が覚めると、そこは、もう塾に近い
バス停。しかし、バスの中には、なぜか、誰もいませんでした。
何人か乗って
いたお客さんも、運転手も・・・。
何かあったのかも?
と、私は、バスを降りました。
降りてすぐ、バスは、発車してしまいました。
走り去るバスの中を見て、
私は、思わず声を上げそうになったんです!
車内には、寂しそうに、
私を見つめる乗客の姿が 何人もありました。
Who?
さらに、驚いたのは、バスの後ろについた、
行き先のプレートを見たときです。
そこには、
「あの世」と書かれていました・・・。
What?
以前、このルートでは、バスの
乗客も運転手も、○くなる大事故が
あったそうです。
When?
私が、あの時乗ったバスは、事故にあった幽霊たちの
バスだったのかもしれません・・・。
これから、どこへ向かっていったのでしょうか?
Where?
備考:この内容は、
2011-7-22
発行:実業之日本社
編集人:芦沢泰仁
発行人:村山秀夫
「ギャー!怪談&都市伝説DX」
より紹介しました。
若干、アレンジを、
加えさせていただきました・・・。