【玉ねぎ、チョコレートなどは、絶対にダメ!】
好奇心旺盛な猫が、エサ以外のものを、食べたがることは、よくある。
「キャットフードがなかったころは、飼い猫に、
人間の残飯を、食べさせていたんだから、大丈夫でしょう?」と、安易に
考えてはいけない。確かに、昔は、残り物の、ごはんに味噌汁と鰹節をのせたようなものを、食べている
飼い猫が多かったが、塩分過多や、栄養の偏りから、そうした猫の平均寿命は、今
よりかなり短かかったはずだ。
また一見、健康に良さそうな食べ物でも、猫にとっては、毒というようなものもある。例えば、
玉ねぎ(長ネギも)は、血液中の赤血球を破壊し、貧血を起こす。青魚を大量に摂ると、黄色脂肪症に。
レバーを大量に摂ると、ビタミンA過剰症になるなど、猫用のエサ以外のものを与えると、
思わぬ事態を招きかねない。また、甘いものや、油分の多いものも要注意だ。
人間にとっても万病の元と、言われる肥満を招くだけでなく、
チョコレート(カカオ)のように、心臓や神経に悪影響を
及ぼし、○に至ることもあるものも。「ちょっとぐらい・・・」と軽く考えてはいけない。一度でも
もらえば、猫は、次も欲しがるようになり、もらえないと、食卓から、盗み食いするようになる
こともある。「しつこくねだればもらえる」と、猫に思われないように、気をつけたい・・・。
備考:この内容は、平成22-6-30 発行
竹内徳知 監修者
「学校で教えていない教科書
面白いほどよくわかるネコの気持ち」
より in your heart しました。