わたしたちが 生きることからなにを期待するかではなく、
むしろひたすら、
生きることが わたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ。
人間が生きることには、
つねに、どんな状況でも、意味がある、
この存在することの無限の意味は
苦しむことと●ぬことを、
苦と●をもふくむのだ。
いずれも、『夜と霧 新版』 (みすず書房)
(解説)
人は耐え難い痛みにも、耐えなければならないこともある。そんなとき、『夜
と霧』を読んでみよう。もっとがんばって生きてみようと思えるにちがいない。
『夜と霧』はフランクル自身のナチスによる強制収容所における体験記だ。
彼は終始、運命に対してどういう態度をとるかと問う。人生はまだあなたに期待して
いるのだ。フランクはいう。悩みから両手を離せと・・・。
備考:この内容は、2016-12-20 西東社
「元気が出る言葉366日」より紹介しました・・・。