2021公式戦日程・結果一覧
|プロ野球|セ・リーグ|パ...
プロ野球の球場の広さは、なぜか一律に決まっていない。だから大きな球場だと、
ホームラン級の当たりのはずなのに外野フライだったり、フェンスに当たるとヒットで
終わってしまったり・・・。逆に狭い球場だと、どうってことない当たりが簡単にホームランに
なってしまうこともある。これでは不公平ではないのか?
横浜スタジアム、プロ野球開
催時にPayPay決済対応...
実際、1997年当時、ホームランがもっとも出にくい甲子園球場と、
もっとも出やすい広島市民球場を
比べてみると、ホームランの出る確率が広島市民球場は
甲子園球場のなんと、3倍。 もちろん広さは両翼の幅で
約4.5m、センターの深さで約4mほど、
甲子園のほうが広い。それだけでホームランの確立が
3分の1になってしまうとは・・・。
BallPark巡礼...
しかし、なぜ、広さが決まっていないかということだが、
球場を作るには莫大な費用がかかる。そしてその費用は
球団にすべて委ねられているわけで、球団がどんな思惑で
どんな球場を作ろうが文句は言えないのである。
決まっているのはただ、野球のゲームにふさわしいこと、
狭くないことくらい。
球場はパ・リーグの方
がレベルは高い・・・
それならば、狭い球場でゲームをするほうがトクかと
いうと、そうでもない。自分たちが打てると言うことは、
相手チームも打てることなのだから・・・。
過去のデータを
見ても、首位打者になった人が狭い球場でゲームする回数
が多かったかと言えば、そうとも限らない。打てる選手
はどこでも打て、打てないヤツは狭くても打てないのだ。
台湾プロ球団 本拠地球場に、
甲子園歴史館ロゴ無償掲示・・・
とはいえ、
「・・・ったく、球場が狭けりゃホームランなのに・・・」 とボヤく声は今夜も
ベンチやスタンドから聞こえてきそうだ・・・。
備考:この内容は、1997年5月10日発行
コスモ出版 「通勤電車を楽しむ本」より紹介しました。