光子力研究所の防御バリア...その1 | Q太郎のブログ

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パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥

 

 エネルギーの壁が、あらゆる敵の攻撃を跳ね返す・・・。空想科学世界では、

 

おなじみの防御兵器がバリアである。なんとも便利な代物だ。

 

 

 

 この定番アイテムの出現は古く、アニメの「鉄腕アトム」や「スーパージェッター」

 

にもしばしば登場していた。「ウルトラマン」や「ウルトラマンA」では

 

ヒーローが空間に四角いバリアの膜を作り出し、怪獣の光線や炎を防ぐとい

シーンが描かれた。

 

 しかし、バリアのイメージを決定付けたのは、なんといっても「マジンガーZ」

 

の光子力研究所だろう。ドーム型や氷山型の光が研究所を包んで、敵のミサイル

 

やビーム砲から身を守るという場面が、毎回のように出てきた。

 

 

 とはいえ、これで、鉄壁の守りになってしまえば、マジンガーZの出番はない

わけだ。敵の攻撃が続くとバリアは溶け始め、あるいは穴が空き、ついには

 

バリバリと音を立てて粉々に砕け散るのが常だった。そのせいか、バリアとは「まるで

ガラスのようなエネルギ膜という印象すらでき上がってしまった。

 

 

 はたして、そんな防御兵器を実現することは可能だろうか?物語のなかでも

すでに穴だらけの防御なのだから、科学的に検証してみても虚しい、

 

と言う気もしないではないが・・・。

 

 

備考:この内容は、2016-12-2 (株)KADOKAWA 柳田理科雄著

「どっちがすごい!?空想科学読本」より紹介しました・・・。