
朝顔といえば、日本人にとっては最もなじみ深い花の
1つだろう。
夏休みの宿題で観察日記を書いたという人も多いの
ではないだろうか。

そんな朝顔の一番の特徴は、早朝に花が咲き、昼前には
しぼんでしまうという点だ。
「朝顔は朝日を信じて花が咲いている」というイメージを
持っている人も多いが、実は朝顔の開花は朝日とは
関係ない。関係しているのは、その日の日没時間である。

朝顔は、日没から8~10時間で開花すると言われている。つまり、
その日の日没が早いほど
開花も早まるし、また、逆も然りというわけだ。1日の中で比較的涼しい
早朝に花を開くことで、
虫に来てもらいやすくなるというメリットがある。

ちなみに、朝顔がしぼむのは、暑さや乾燥から花の中のめしべを
守るためだ。そのため湿気の多い雨の日などは、比較的長く咲い
てることが多い・・・。
備考:この内容は、2019-10-22発行 (株)彩図社
「みんなが誤解している雑学」より紹介しました・・・。