犬は相手が犬のときと、人間のときで
遊び方や接し方が異なることがわかっています。
このことから、犬は人を「自分たちとは異なる
存在」と認識しているといわれます。しかし
猫の場合、相手が猫でも人間でも同じ接し方
をします。人に体をこすりつけたり、、
なでられたお返しに手を舐めてきたり、それらは
すべて猫に対する接し方と同じ・・・。
つまり、猫は人間と猫を区別して
おらず、人間のことを「大きな猫」と
思っているらしいのです。さらに、人のことを
高いジャンプができず動きもトロい
「ダメな猫」と思っているという説も・・・。
猫が獲物のおみやげを飼い主のもとに持ってくるのは、
「狩りができないダメな猫に借りを教えて
やろう」という気持ちだとか。小さな猫に
世話を焼かれていたとは意外です。
ちなみに、猫がまるで人間のように脚を
広げてだらしなく座るのは、警戒心が
まったくない飼い猫ならではのしぐさ。
いまの生活に安心しきっている証拠です・・・。
備考:この内容は2019年6月20日発行 (株)西東社
卵山玉子 著 今泉忠明 監修「ねこほん」より紹介しました・・・。