駅の手すりをまたがって降りる かずや・42歳・オトコ
20年ぐらい前、C県K駅で、改札口からホームへ降りる階段での出来ごと。
ちょうど朝のラッシュ時で、改札を終えてから、凄まじい人ごみの中、
階段方向へ・・・。
と、股間にいきなりの激痛!
な、なんだと思ったら”階段の手すり”。これに股間を思い切りぶつけて・・・というか、
結果的にまたいでしまったんです。
予期せぬ事態にパニっくった私は、この人並みで戻ることもできずに、
手すりにまたがったまま・・・つま先立ちのまま、下のホームまで降りました。
この手すりが結構高く、最後の角がまた、キツかった・・・。
この事態に気がついた数少ない通勤客は・・・手で顔を被って笑いをこらえていたり、
見てはいけないものを見てしまったような顔をしたり・・・。
はぁ~、まさに激痛と恥辱にまみれた朝でした。
死ぬかと思った・・・。
静かな股間の 森の中から
もう起きちゃいかがと
かっこうが鳴く
カッコー カッコー
カッコー カッコー アホー
備考:この内容は、2010年2月22日発行、アスペクト
林雄司著「死ぬかと思った6」より紹介しました。