女王復活。東レは全日本の主力メンバーを軸に、新戦力も存分に
役割以上と言える活躍を果たした。
ファイナルでは、石田や新鍋らバランスに優れるサイド陣を
はじめ、高いレシーブ力を武器に上がり調子の久光製薬と激突。勝負の
1セット目は、セッター古藤が的を絞らせない攻撃を演出して
久光製薬が走りかけるも、東レは中盤で連続得点。その後、ジュースにも
つれこんだ大激戦は、30-30という局面を迎えたが、ここで迫田の
サーブと、最後は木村のスパイクが決まって東レが奪い取った。
2セット目以降もカギとなる場面ででリベロ濱口がよくチームを
支えると、今季これまでもうひとつ調子の上がり切らない面があった
エース木村も、要所では確実に欲しい得点を決めるさすがの活躍で、
久光製薬を押し切った。
ここ5年で4回目となるファイナルの舞台で、東レは負けなし
の強さを発揮。「何回味わっても、いいもの」(荒木)という4度目
の栄冠に酔いしれた・・・。
最終順位
優勝:東レアローズ
準優勝:久光製薬スプリングス
第3位:デンソーエアリーヒーズ
第4位:岡山シーガルズ
第5位:JTマーベラス
第6位:パイオニアレッドウィングス
第7位:トヨタ車体クインシーズ
第8位:NECレッドロケッツ
備考:この内容は、記事は、「月間バレーボール5月号」より、
画像は、Google検索画像より紹介しました。