もしもうちのワンちゃんが話せたら・・・2 | Q太郎のブログ

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パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
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「目は口ほどにものをいう」



 おいら達イヌの気持ちも知らないで、人間がやりたがることの一つに、


おいら達をじっとみるってのがある。


 そりゃ、大好きな飼い主からみられるのは嬉しいけどさ。見知らぬ


相手からみられるのは人間だってどうよ? いい感じはしないだろ。


 歌舞伎町なんかの繁華街に行って、知らない誰かをじ~っとみてご覧よ、


何かが起きるでしょうに。




 そう、見知らぬ相手の目をみつめるってのは、いわゆるメンチを切ると


かガンを飛ばすって行為そのものなんだ。みられてるほうは、とっても


ストレスを感じる、やめてほしい行為のひとつってわけ。




「目は口ほどにものをいう」って人間のことわざがあるみたいだけど、


おいら達イヌもおなじだ。



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 まず、知ってほしいのは、イヌが相手をみつめるのには3つの意味が


あるってこと。




 ①つ目は、さっき言ったメンチを切るってやつ。挑戦や攻撃を挑んで


いるから、にらみつけるような鋭い目つきになるぞ。




②つ目は、襲われないかと警戒して、相手から目が離せなく


なっちまうときだ。瞳孔が開いてたり、白目がみえていたり、おびえるような


目つきになったりする。


 瞳孔が開くのはストレスによるもの。白目がみえるのも同じだ。おいら


達の目は黒目がちなんだけど、ストレスが強くかかると、目を開くように


なるから、なんとなく白目がみえてくるのさ。




 ちなみに、かかわりたくないけど気になるって複雑な心理状態のときは、


カラダや顔は相手方向に向けないで、目だけで相手を確認しようとする。




 そう、上目遣いになったり、横目でみる形になったりするんだ。


 その結果、白目がみえる形になるわけだ。ものを守ろうとするときも、


そうした目つきをするぞ。




 愛犬がそんな目つきを頻繁にみせるのなら、あなたからストレスを


感じてるってことかもしれない。



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 ③つ目は、信頼関係の証から相手をみつめてる場合だ。そのときの目は、


キラキラしていて期待に満ちた感じさ。とってもいい関係にある飼い主に


は、おいら達はしょちゅうこの視線を送ってるぞ。



 そうなんだ、おいら達の視線一つで飼い主との関係がよくわかるのさ。




 ためしに外であなたのイヌにオスワリをさせてみてよ。


 飼い主との関係がいいイヌは、喜んで座って、飼い主を見上げてるはず


さ。後で詳しく話すけど、おいら達からいつも視線を送られてるような


飼い主は、幸せ度が高いんだぜ。



 え? 仕方なく座った感じで、座ってもよそ見してるって?




 それはよろしくないですよ。イヌがいやいやながら座ってる典型的な例だ。


 服従関係を求められてる仲間や、力づくでオスワリを教えられた仲間に


よくみられる。




 そんな仲間を見てると、かわいそうになっちまうね、おいらは・・・。










備考:この内容は、成美堂出版 西川文二著「もしも うちのワンちゃんが話せたら・・・」

より紹介しました。