THE・MANZAI 決勝 パンクブーブー | Q太郎のブログ

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パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥


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佐藤> 改めまして、よろしくお願いします。



黒瀬> パンクブーブーですけどもね。



佐藤> あの~、僕って、ほら、意外に


     新聞好きな方じゃないですか!?



黒瀬> 知らん!


     知らん! 知らん! だ~れも知らんし、俺も知らんし・・・



佐藤> 小さい時に、買ってもらったひとつの新聞を、


     いまだに何度も何度も読んでいるんですよ~



黒瀬> そういうもんじゃないでしょ!


      窓際のトットちゃんみたいになってるよ。



佐藤> で、新聞大好きだから、


     みんなに読んで欲しいわけよ。



黒瀬> あ、そうですか?



佐藤> で、僕、新聞の勧誘をやろうかと、思うんですけどもね・・・



黒瀬> いや、勧誘なんて簡単に言いますけど、


      なかなか取ってくれないもんですよ。



佐藤> 取ってくれると思うけどね・・・






      (ここで、玄関のチャイムを こぶしでたたきながら・・・)


      ピンポン!ピンポン!ピンポン!


      すいませ~ん


      ピンポンピンポンピンポン!


黒瀬> チャイムをたたくヤツがいるかよ!?



佐藤> ピンポン ピンポン ピンポン!


     すいませ~ん!


観客> ワハハハ



黒瀬> たたくか、鳴らすか、どっちかにしろよ!



佐藤> すいませ~ん!



黒瀬> はーい、(ガチャッ!)



佐藤> あの~、吉本新聞なんですけども、


     うちの新聞、取ってもらえないですかね?



黒瀬> いや~、うちは新聞読まないから、要らないよ!



佐藤> あー、全然、読まなくてもいいんです。


     新聞さえ、取ってもらえれば・・・



黒瀬> なんで読まないのに、取らなきゃいけないんだ!?


      要らねぇよ!



佐藤> 今朝、出たばかりの新聞があるんですよ。



黒瀬> だいたい、そうだろ!新聞というのは!



佐藤> お願いしますよ~


     このままじゃ、ご飯とデザート、


     食べていけないんですよ~



黒瀬> デザート、我慢しろよ! 欲深いな!



佐藤> うちには、お腹を空かした子供たちと、


     お腹いっぱいの妻がいるんですよ~



黒瀬> それ!妻が悪いんだ。


     分け与えなさい。


     みんなに!



佐藤> (急に声のトーンを落として・・・)


     それから・・・妹の手術代も、稼がなきゃいけないんです・・・



黒瀬> えっ? 妹さんが手術するの?



佐藤> はい。アゴのラインをシャープに・・・



黒瀬> あ、美容整形ね!


     なんだよ!おれ、どこか悪いのかと思ったよ!



佐藤> あぁ、もちろん、ルックスが悪いんですよ。



黒瀬> じゃ、知らねぇよ! 心磨け!


     バカタレが、お前!



佐藤> お願いします!



黒瀬> いやいや。



佐藤> 1年とは言いません。



     12ケ月、いや、半年と6ケ月でもいいんです。



黒瀬> それ、ぜ~んぶ1年!


     言葉のマジックだよ!



佐藤> じゃ、TV欄だけでも、TV欄だけでも・・・



黒瀬> バラ売りはいらないよ。


     4コマ漫画見れるからいいけど。



佐藤> でも、うちのTV欄、良い番組が目白押しですから・・・



黒瀬> それ、どこも一緒だよ!


      要らないの!



佐藤> お願いしますよ。 サービス付けますから・・・



黒瀬> え~、どうせ、野球のチケットかなんかだろ!?



佐藤> (ここで、内ポケットに手を突っ込みながら・・・)


     アイスホッケーの試合のチケットが、あるんですけど・・・



黒瀬> アイスホッケーは あんまり興味がないな。



佐藤> あ、じゃ、セパタクローのチケットがあるんですけど・・・



黒瀬> セパタクローも、あんまり興味がないな。



佐藤> あ、じゃ、人形浄瑠璃のチケットがあるんですけども・・・



黒瀬> 珍しいの多いな!


     趣味の偏りがひどいんだよ! お前、なんかさー!



佐藤> じゃ、ディズニーランドは好きですかね?



黒瀬> ディズニーランド好きだよ。



佐藤> よかった。これ、ディズニーランドまでの切符があるんですよ・・・



黒瀬> までのかよ!



佐藤> これ、舞浜まで行ける・・・



黒瀬> 京王線のキップでしょ!


     入口でボーッとして終わりだよ。


     要らないよ!



佐藤> どうしてもダメですか?



黒瀬> ダメダメダメ!



佐藤> それじゃ、せめて、僕がなぜ新聞の勧誘を始めたのか、


      その話だけでも聞いてください。



黒瀬> え? う~ん・・・



佐藤> あれは、3年前のことです。


     僕は、まだ別の仕事をしてて・・・


     食べていくのも、やっとの生活でした。


     そんな時、ひとつのDVDに出会ったんです。


     そのDVDの中で、新聞屋と人妻が、


     すごくHな展開になって・・・


     俺、そういうの、いいなって・・・


     つまんないですよね?


     こんな話?



黒瀬> あぁぁぁ! つまんねぇ! つまんねぇ! ビックリした!


     クソみてぇな話だ!



佐藤> でも、新聞を取る気持ちになったでしょ?



黒瀬> 取るわけないだろ!


     要らねぇよ!


     な!


     帰ってくれよ!


     頼むから・・・帰ってくれよ!



佐藤> それが、人に物を頼む態度なんですか!?



黒瀬> それ! お前が言うなよ! 帰れよ!



佐藤> (ここで、徐々に膝を曲げて、段々しゃがんでいく・・・)


     お願いしますよ。



黒瀬> 要らねぇよ!



佐藤> お願いしますよ。



黒瀬> 要らねぇよ!



佐藤> お願いしますよ。



黒瀬> 要らねぇよ!



佐藤> お願いしますよ。



黒瀬> 要らねぇよ!



佐藤> こんなに頭を下げても、ダメなんですか?



黒瀬> 下げ方が違う!


     下じゃなくて、前!


     要らねぇから、早く帰れ!


     バカ新聞屋!



佐藤> ちょっと、あなた、今、なんて言いました?



黒瀬> なんだよ!



佐藤> 聞き逃したので、謝ります。


     何て言ったんですか?



黒瀬> なんで、聞いてないんだよ!


     大事なとこだろ!


     帰れ! この、バカタレが!



佐藤> あんた! 変わっちまったよ!



黒瀬> 初対面だよ!



佐藤> 来たばかりの時は、そんなに怒ってなかったのに・・・



黒瀬> お前のせいだー!



観客> ワハハハ、パチパチパチ!



黒瀬> ぶすぶす! バカバカ!



佐藤> も~う、あったま来るかと思った・・・



黒瀬> あっ、来てないの?


     すごい精神力だな! お前!



佐藤> もーう、いいですよ!



黒瀬> あ、ふ~ん。



佐藤> お客さんなんてね 、三日月の数ほど、いるんですから・・・



黒瀬> ☆じゃないのかよ!


     三日月じゃ、一つだけだぞ。


     バカタレが!



佐藤> これだけは、はっきり言わせてもらいますよ!



黒瀬> なんだ? 言ってみろよ!



佐藤> あなたは・・・



黒瀬> は?



佐藤> なんかね・・・



黒瀬> ほうほう?



佐藤> そのね・・・



黒瀬> えっ?



佐藤> 俺もね・・・ 



黒瀬> ふむふむ?



佐藤> 俺のっていうか、ずっとね・・・



黒瀬> 何だ?



佐藤> ずっとでもないけど・・・



黒瀬> はっきりしてねぇな!


     まとまってから言えよ!



佐藤> じゃ、まとまった頃に、また来ます。



黒瀬> ン!?バカタレ△#◆○$■♪~   


 



    




You-Tube動画


http://www.youtube.com/watch?v=jViONRb63R0

 


備考:この内容は、2011-12-17放送「THE MANZAI」より紹介しました。