一昨年作ったアクアにライトウイングを車載した時に固定するアンカー。
最終的に3個作って何度か運用しましたが、駄目でした。
9mm厚の木製なんだけど、衝撃で割れるの…木材で繊維方向があるからね。
ならこれを3Dプリンターで作れば良いんじゃないかな?
最初はそのままデッドコピーで厚みだけ増やして正月休みの2025年1月5日(日)に作りました。
木材と違って摩擦が少ないから、引っ掛かりが少なくてすぐに外れちゃう。
1月11日(土)は朝から自治会総会の準備があったので、午後から作りました。
あまり役に立たず効果無し。
ワンピースのワンタッチに拘ってましたが、そもそも生粋の機械屋じゃないしセンスも無いから諦めた方が良いんじゃないの?
と言う事で、4種類6部品構成にしました。
先ずは本体。
1月13日(月)の午前中に作図を終了し、午後から出力です。
ホビールームに行って電源を入れたらエラーが出ました。
ひょっとして、部屋が寒過ぎ?
寒暖計(但し百均の)を見たら2℃だったので、先ずはイワタニのカセットストーブを入れましたが火が消える。
カセットガスはノーマルブタンなので沸点は-1℃。
気化熱で10℃下がるとして気温10℃以下では火力か下がりますが、まさか沸点に近いのか?
取り敢えず在り物で気温を上げます。
ストーブだけでは足りないので、コールマンの508Aとカセットコンロ…カセットコンロも元気無い。
モニターのノズル温度が10℃になったので再起動、無事に動きました。
本体の肉抜きは材料は減らせても時間が掛かる事が判りました。
出来上がった部品はこんな感じ。
蓋の穴ピッチを5mm間違えていたとかのポカミスで、思ったよりも時間が掛かりました。
夕食後に車載してみました。
滅茶苦茶寒いけど降雪していないのが救い。
暫く乗せたまま通勤して様子見します。
1点支持だけど簡単に外れなくなったので、車両が跳ねるような衝撃があったらどうなるか不安。
今年はこれであちこち走り回りたいけど、妻の体調が良くないのであまりフラフラできないかな。
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2025年1月15日(水)追記
朝通勤時に黄色信号で急ブレーキ掛けたら車両が浮き上がってアンカーの本体が壊れた。
材質はPLAでざくっと見た所ABSに近い物性で、強度も粘りもあるので割れたけどブチ切れずに済んだ。
そういや車両本体を固定もしていなかったなぁ。
帰りにカインズに寄ってセリアの荷造りベルトを探したけど、もう無いんだと。
まあいざという時を考えると品質も大事かと、カインズホームで購入。
バックルがちゃんと金属製です。
その場で固定しました。
かなり安定したね。
まあボード自体を固定していないので、根本的な解決にはなっていないけど。