両頭グラインダーの砥石交換 | CLAYの日記

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老後の為の忘備録

 我が家にある両頭グラインダー、1974年製。
φ205mm600Wの立派なヤツ…勿論父親の遺産。
使えるようにセッティングはしてある。
10代の頃丁稚奉公してた時には勿論使えた。
旋盤のバイト(ハイス)やドリルの刃も研げたし、火花の形見て炭素の含有量も判った。
でも今は素人なのと「砥石は危ない」と言うのを教えて貰っているので、個人で使うのは怖いの。
独り作業してて割れた砥石で瀕死の状態になっても、誰も見つけてくれないよね。。。

 



 とは言え、あると便利なんだよねぇ…45年も前のなので、流石に砥石は交換しよう。
湿気ってて割れたら嫌だし、精神衛生上もここは安全を取ろう。
でも砥石2枚の価格でφ150mm150W程度の両頭グラインダーが買える。
あちらは周速も73%に落ちるのであれなら全然怖くないし…迷う。
でも斧とか研ぎたいからここはパワー重視、砥石を買おう。
平面研削盤ではWA(ホワイトアランダム)とかGC(グリーンカーボランダム)とか使ってたっけ。
小型の両頭グラインダーにはこれが付いてるのもある。
でも不勉強でよく分からないから、無難に最初付いてたのと同じA(アランダム)の#36と#60で。

 



 24日の日曜日は午前中仕事の尻拭いしてたので、午後からボチボチと。
今付いてるのは偏摩耗してるしドレッシングも必要だし。

経年劣化も怖いから替えて正解だね。

 



 試運転してみる…先ずは3分間の空運転。
右側の#60の方が少し軸ブレしてるんだけど、使って減ったら良くなるのかな?
取り敢えず大丈夫そうなので、おっかなびっくり及び腰で斧を研いでみる。
実は先日鑢で削ろうかとトライしたんだけど、案の定駄目だった。
流石に砥石はよく削れるね。
研ぎ方は滅茶苦茶だけど(笑)

 



 次はタガネを。
斧もタガネも#36だけで十分じゃないの?

 



 最後にポンチ。
土曜日の郵便受けのパイプの穴開けも、碌なポンチが無いのでタップで代用したの。
取り敢えずこれで暫く買わなくて良いかな。




 ベースをもう少ししっかりした方が良いね。
まだちょっと怖いけど、慣れれば大丈夫でしょ、きっと。
そこまで出番があるかは不明だけど。
あとは旋盤とフライス盤があれば言う事無いけど、鉄鋼用はこんなもんかなぁ。
それよりも木工用の工具と電子工作用の測定器の方を充実させなきゃかな。

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2021年1月30日(土)追記
 砥石の偏芯が気になるのでやはりドレッシングした方が良いのかな。
28日(木)に後輩に聞く。
あちらは私みたいなナンチャッテと違い、職業訓練の後にちゃんとそのテの職に就いた。
その後は職業訓練校の先生までしてるのでモノホンなんです。
「昔教えて貰(もろ)うた、あのギザギザのワッシャが仰山付いたの買(こ)うたらエエん.?」
「あれ目立てはできるけど、削れませんよ」
せやったんか…やっぱダイヤモンドか。
昔の感覚で言うと滅茶苦茶安くて2,000円以下だから送料掛かるので、序に昔懐かしいのも一緒に昼休みにポチる。
土曜日の午前中に到着。

 



 私の見知ってるのはこれ。
当時のはオール鋼製だったけど、これはハンドルが樹脂製のチャチ臭いヤツ。

まあその内出番あるでしょ。
 



 先日からカセットコンロのケース作ってて、ニスが乾く合間を縫って並行作業。
もう一度確認。
#36は偏芯ほぼ無し、面振れ極僅かで気にならない程度。
#60は偏芯0.2~0.3mmくらい、面振れも気になる。

 



 取り敢えず#36で試しに当ててみて、問題無いので#60。
ヘルメットと保護眼鏡装備、革手袋無いので未着用とマスクも未着用。
終わったら結構な量の削りカス。
防塵マスクも要るかな?

 



 偏芯が無くなったので、明らかに振動が少なくなった。
これなら怖くないぞ(笑)
面振れは手直し怖いからこのままま。
架台がチャチだから差が顕著に出るね。
両頭グラインダーとボール盤が対面に付いていて、必要な時にはコロで移動して向きを買える方式。
でももう少し頻繁に活用するなら専用の架台に付けた方が良いかな?

 

 

 と言う事で何とかなった。

後は沢山使わなきゃ。