乾電池式ETCの製作 | CLAYの日記

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老後の為の忘備録

2018/02/02
22:44
 前回の続きです。

あくまでも個人的な備忘録です。
部品表は下記の通り。
参考に購入場所も記載しました。

 

最初にクッション材の加工からです。
寸法図は下記の通り。
この中で重要なのは部品1のみです…これは後述。
部品4と5は部品3の端材から取ってます。
 

これを両面テープ(仕様不明)で本体に貼り付けます。
下記の通り。
 

部品1が蓋の圧縮方向の規制です。
敢えて言うなら部品4は蓋の伸長方向の規制…なくても良いです。
これで全長が95mmになっていることを確認します。
 

クッション材が何故この配置になったかと言うと、裏側から格好良く文字を出したかったから。
ETCであることが一目瞭然。
気にしないなら部品2~5は無しで、タッパーの底に上下に2枚適当に貼っときゃ機能的に問題はありません。
 

そして本体を裏返して上方蓋から6mmの所に鉛筆で罫書き。
 

電池ケースのスイッチは今回は使いません。
スイッチの出っ張りをカッターナイフで落とします。
ON側に倒して、念のためスポンジの残りを詰め込んでOFFにならないようにしておきます。
 

出来たら両面テープ(NW-N20)を電池ケース本体(スイッチ側)に貼り付け。
 

これを本体に罫書いた線に電池ケースのリード線側の端面を合わせて貼り付け。
ケースの90度側端面はETCに面一にします。
そして隣の空いた部分に下図の様に両面テープ(NW-N20)を貼り付け。
 

そして隣に同じように電池ケースをもう1個貼り付け。
この時ケース同士が当たらない様に、間に定規等を入れて1~2mmの隙間を空けます。
 

ここで一旦タッパーに入れて、隙間無くピッタリ収まることを確認。
 

確認出来たらタッパーの穴あけ加工。
ここは非常に重要です。
上下方向については加工精度±0.5mm以下を狙います。
左右方向は…ど~でもエエです(笑)
 
 
入ることを確認したら、スイッチの加工。
少し長いので端子を5mm程切り落としてからハーネスを半田付け。
 

このタッパーは抜き勾配が5度程あり、これが今回絶妙なのですが、このままだとスイッチがETCカードに干渉します。
なので底側だけ0.5mm目安で両面テープ貼って浮かせます。
私はこの後周囲にグルーガンしました…ちょっと小汚くなってしまいました。。。
 

スイッチが取り付いたらここでユニットにETCカードを入れて仮に実装します。
ETCの蓋をスイッチの下に潜らせて安置し、干渉が無ければOK。
問題が無ければ配線に入ります。
配線図は下記の通り。
 

配線が出来たら実装。
コネクターは隙間に収容…面倒なら直接接続でも良いです。
 

タッパーの蓋をしたら完成。
(写真はタッパーの加工もシール貼りも済んだもの)
 
 
このタッパー、最初そのままサンワのアームバンドに入れようとしたら駄目だった。
なんぼ頑張ってもあと少しが入らない。
 

なのでタッパーの加工に入ります。
先ずは蓋の耳の部分を本体側に合わせてカッターで落とす。
 

更に本体底の高台をヤスリで削ります。
ここは高さが2mmあるのでかなり効きます。
 

これで再度トライ。
まるで誂えたかのようにピッタリ収まりました。
モニターランプもちゃんと見えます。
 

動作確認は前回車で済ませたので、試験は暖かくなってから。
と言う事で完成。
でもそもそも貧乏人だから、バイクに限らず高い高速道路は極力乗らない主義なんです…意味無いやん(笑)
タグ:乾電池式 ETC 自作
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 2018年03月21日(水)追記
 暖かくなってきたので、18日(日)に実走行試験を行いました。
その時の状況です。