大人の科学の鉱石ラジオ | CLAYの日記

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老後の為の忘備録

テーマ:5.電気工作
2017年01月09日 21時51分
 大人の科学Vol.4「鉱石ラジオキット」2004年4月発売。
我が家はラジオ中継局から20Kmあるので、ゲルマラジオはあまり実用的ではない。

文献によると1,200KHz1KW出力で20Km地点の電界強度は約5mV/mなので、教科書通りの逆L字アンテナでは難しいと言うか、小学生では教科書通りには中々設営できない。電灯線アンテナを使えば何とか受信できるレベル。
数字はどうあれそうしないと聞こえないと言うのを、小学生の時に散々失敗した後中学に入ってアマチュア無線が趣味の同級生に教えて貰った。
北小には科学クラブと言うのがあったらしいけど、神小には無かったのよ。
でも何故かノスタルジックに浸って買ってしまった…そしてジャンクに成り果てて早10年以上(笑)
 
 
 折角なので実用的にリメイクです。
何故か今やもう手に入らない3端子ストレート方式ラジオICのLMF501Tが2個手元にある…UTC7642なんて5個もだ(笑)
きっと過去のどこかで作ろうと思って買っておいたんだね。
低周波増幅は3Vでスピーカー鳴らしたいので、TA7368Pが欲しい。
これはまだ市場流通在庫があるとの事なので、年末の東京出張の折秋月電子通商に行ったら在庫が5個あったので3個買っておいた。
と言う事で、回路は昔よく見たありふれたもの。
 
 
 ブレッドボードで確認した限りでは、この回路ではUTC7642よりもLMF501Tの方が良く聞こえた。
それと使ってみて判ったけどこのTA7368P良いね…どうせなら全部買い占めておけば良かった。。。
 
 
 回路は本体の中に納めるんだけど、今回は10Pのラグ板にしました。
部品配置図及び結線図は下の通り。
 
 
実装は下の通り…あまり美しくないね。
 
 
組み込んだ状態は下の通り。
 
 
単三電池が入っていた所に単五電池2本入れるつもりだけど、端子が無いので今回は割愛。
差し当たり外部から電源供給出来る様に、有り合わせのナイロン端子を追加。
スピーカーも付ける所が無いのでイヤフォンジック。
昔百均で買って死蔵していたこのスピーカー、全然駄目ね。。。
 
 
 作ってる途中で思い付き、LEDを鉱石置き台に取付け。
電源が入るとボンヤリと光ります。
 
 
 見た目で「これは駄目でしょ?!」と言うバリコン、実験では安定していたポリバリコンにしたかった。
でも取付けが面倒臭いのでこのまま。
やはり駄目だった。。。
 
 でも取り敢えず完成。
これでジャンクだと気にせず飾れます(笑)
同等品何台か分の在庫があるので、次は(本当の意味での)中坊時代に作っていた蒲鉾板工作で再現するつもり。