テンチョ(モンベル製) | CLAYの日記

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老後の為の忘備録

2006年08月16日(水)
 昨年購入以来、未だ宿泊用には実践投入できていなかったモンベルの”テンチョ”を使う機会があった。
テンチョのカタログスペックでは、座って3人、寝て1人の収容能力があるとされている…が、これはお店のデータであり、モンベルのHPには謳っていない。
が、どのお店も同じ図を出しているので、データソースはメーカーではないのだろうか。
一度部屋に張ったところでは、非常に狭い…ステッキ1本で設営できることになっているが、内部に支柱なんぞ立てたら身動き出来ない。
寝返りでも打ったら、翌朝テントがまともに立っている保証はない。。。
これは最後の手段であり、可能な限り吊り下げ方式を取るべきだろう。
 
 テンチョの寸法は長さが260cm、幅が150cm(何れも最大)となっている。
三角錐なので、使える範囲はかなり小さい。
単純な三角関数なので、自分の身体寸法(身長180cm等)を実測して計算すると、有効長さは200cm程度と出た。
…が実際に寝てみると、それだけあるとは思えない狭さである…弛み無くはることが難しいからではないだろうか。
実際に張ってみたのが下写真である。
 
 銀マットの寸法は180cm×60cmなので、これがハミ出す筈はないのだが…
オープンタイプなので、天幕外にシートがハミ出すと即濡れるから、これは避けなくてはならない。
マット長さを150cm位にする必要がある、シートも内部に織り込む必要があるだろう。
 
 
 三角形の余った部分にはキャンドルランタンと蚊取り線香(夏場は必須)を置くと、単独徒歩行では荷物を置く場所が無くなる。
これは工夫次第だろう…LED式にして、火の気をなくすとかだね。
8月なので、ファスナーを締めると暑苦しい。
オープンタイプなので、虫については関係ないので、そのまま開け放して寝た…無くても同じか?(笑)
持参したシュラフのインナーは枕代わりで、銀マットにごろ寝する。
蟻が足の辺りをゾロゾロと這い回る。
実害が無ければ気にしないが、起きたら10箇所程食われていた…蚊と蟻だ。
実は然程気にしない性質だ。。。
 
 
 使ってみた感じ、テントとしての快適性は無いに等しい。
これなら非常時はポンチョとして着てうずくまって寝るか、夏場ならタープにして寝た方が快適だろう。
他人が居るキャンプ場では、個人空間を確保すると言う意味ではテント形状か…
初回なので、慣れていないということもある。
秋にはまた使うつもりなので、更に研究の余地ありか?
収納サイズが小さいという利点はあるが、ツェルトよりも大きい…ポンチョ兼用でどれだけのアドバンテージがあるかは不明。