呉枯ノ峰(滋賀県531.9m)愛犬チェリーも山デビュー | CLAYの日記

CLAYの日記

老後の為の忘備録

2005年09月10日(土)
 夏は暑いので何もしないのが身上。
そろそろマシになってきたので活動再開。
伊吹山にしようかと思ったが、来月行くことになったので今回は呉枯ノ峰に行く。
531mの低山なのと、珍しく07時に起きられたので、時間的には余裕である。
…しょーもないことを考え付いてしまった、、、愛犬のチェリーを連れて行こう。。。
ということで、まだ暑いのでヒップバッグの軽装備とする。
雨具は¥100のポンチョ、コンロ、コーヒー、ナイフ、ファストエイド、ブランケット等はいつものエマジェンシーキット、G’zのLEDライトにヘッドバンドと、最低限の装備は整えた。
カメラは携帯電話付属のだ。モノキュラーやガイドブックを外せばパンパンにならずに済んだと思う。
 08時をかなり回ってから出発。
動物病院以外車でお出かけしたことのないチェリー、本日は私と二人なので膝の上に乗って来る。
不安全運転で木ノ本駅を目指す…最後のコンピニを通り過ぎてしまう。
 木ノ本駅前の駐車場に到着、08時30分。
料金は¥100刻みだが、最高¥500…いつものスクーターなら駐車料金も払わず登山口まで直行なのだが。。。
駐車場からすぐ、道路の真ん中でチェリーが山盛りの糞を垂れる…いきなり糞掃除である。
ここから「木ノ本地蔵尊」で有名な「浄信寺」方面に徒歩で向かう。
地蔵尊前の通りでパン屋を見つけたので、ここでオニギリを調達する(笑)、これで昼食の心配はなくなった。
実はミニラーメンも持ってきてはいるのだが。
 ここを更に過ぎて「木ノ本小学校」「伊香高等学校」を通り、白いタンクに向かう…ほぼ一直線である。
ここからの登山道が判らない…ガイドブック通りなのに。。。
「途中から無理矢理上がってやろうか?」と思い、付近で上がれそうな所を探していると、道らしきものを見つける。
草むらに隠れて白い看板と、錆びて文字も読めない看板を見つける…ここが登山道らしい。
あまりにも不親切だ。
写真タンクの右のブロック塀が途切れたところが登山口…「判るかっ!こんなもん!!」という感じ。
しかも1m程の段差があるので、お年を召した方には無理かも知れない。
09時10分登山口。
 
 
 
 暑い…9月とは言え、夏日と変わらないのではないかと思える暑さ。
実はベストも持ってきてはいたのだが、とても必要が無い。
半ズボンでも良かったかと一瞬思ったが、山の中は藪蚊の大群で腕を刺されまくる…スキンガードが必要だった。
とは言いながらも、季節は移り変わっているようで、山は既に秋の気配。
先の台風で木の実も沢山落ちている。
最近の日本の山には珍しい広葉樹林帯なのだ。
栗で幾つか実が割れているのがあり、食べられるかもと思いコンビニの袋に拾う。
 
 

 この辺りは展望も精々下写真程度にしか開けてなくて良い景色は望めないので、10月に来て木の実拾いと言うのも良かろう。
 
 
 今回はチェリーの相手をしながらボツボツと歩いているので、ペースがまるで判らない。
地図も見ないし、今一体どこ?という感じ。
看板も所々でて来るが、目印も無いし地図と磁石だけではよく判らない。
 
 
 ガイドブックでは1時間30分のところ、2時間掛けて山頂に到着、11時10分。
展望はなし。
程なく2名(60歳位?の方)来る。
話をしていると、30代の方が1名来て昼食にするので、少し早いが私も昼食にする。
オニギリ2個とコーヒーを沸かす。
 
 
 実はこの後どうするかを考えていなかった。。。
1.ガイドブック通り「菅山寺」~「坂口」に下山して、更に往復する。
2.「菅山寺」まで行き、戻る。
3.少し進んで「田上山」ルートで戻る。
4.このまま元来たルートを戻る。
 どれにしても、元来たところに戻らないと、「坂口」で降りると帰りが大変だ。
田上山経由で帰ることにする。

 
 

 看板を見つけたので、「田上山公園」の方に向かう…10m程先で道を踏み外し、転落しそうになる。
幅が30cmくらいしかない…腰までズリ落ちたが、残った足で踏みとどまる。
草深くで気が付かなかった、、、用心用心。
その後すぐに先ほどお会いした方が落とした地図を拾う。
草深い上に倒木も多く、チェリーの綱が邪魔でペースが上がらない…追いつけないかも知れない。
それにしても流石四足、荒地の走破性能は二足歩行の比ではないね。
「田上山」と「赤川」ルートの分岐点辺りで、先ほどの方に追いつく。
ルートがわからないので迷っていたそうだ。
ここからご一緒することにする…ここからGPSの出番となる。
 取り敢えずこちらではないかと言う方に進む…100m程で間違いに気付く。
しかもガイドにないルートだ。。。元に戻る。
田上山の看板があるので、こちらに向かう。
暫く行くとまともそうな道になるので安心する…田上山城跡に付く。
城跡など影も形もなく、これだけでそれを想像するのは難しい(笑)

 

 この辺りから道も広くなり、倒木も少なくなってくるので、チェリーのペースに付いて行けるようになる。
途中「語らいの森」というところに出る。
全く整備されていない。
「緑の募金事業」とあるが、どうせ箱物行政と同じで一度費用を投下したが、一回こっきりでなんのメンテナンスもしていないのだろう。
見てると腹が立つので寄らずに後にする。
 その後「忠魂碑」がある。
左手からは高校テニス部の小気味良い音が聞こえるが、ルートは一旦右に向かってからUターンする。
絶壁になっているのでそのままは下れないのだ。

 

 
 すぐに「小溜池」というところに出て下山終了、14時30分。
ここから舗装路となる…地蔵尊前の店の自販機で休憩。
水が無かったので、僅かに残っていたボトルの水をチェリーにあげる。
カバカバと飲み干し、まだ欲しそうにしていたが、スポーツドリンクを飲ませる訳にも行かないだろう。。。
 この後一緒に下山した方を坂口まで送る…ここに駐車されたようだ。
メルアドも交換したので、機会があればどこかでご一緒できるかも知れない。
チェリーは帰りの車の中でグッタリとしていた(笑)
ルートは下の通り。
 
コメント
しま(*^-^*)2005年09月10日 20:54
長崎市内で一番高い稲佐山が333m・・・。
500mの山を登るって・・・ほとんど動物虐待の世界?(コワッ)
きつかったね~~~(←誰が?^^)
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ぞう2005年09月10日 23:54
☆あんまし、子犬のウチから遠出の運動を覚えさせると、結構後が大変かも(笑)。まあ、こちらと違い、そっちはまだまだ体力に余裕があるから大丈夫なのかも知れないけど。
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南十字星2005年09月11日 20:41
オオーw(*゜o゜*)w チェリーちゃんと登山!
クレイ、行動的だねぇ。犬もバテるんだ。。知らなかった。
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★ばら★2005年09月11日 22:16
しかし、チェリーちゃんは美人ですね~
いつもは「おとーさん、どこ行くの?」と見送るだけだったのに、今回は一緒に登山に行けてうれしかったのではないでしょーか(~o~)
クレイさんが登山装備をしてチェリーちゃんに近付いても嫌がらないよーなら、チェリーちゃん的に“次も登山OK”って感じ?!
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CLAY2005年09月12日 00:00
 生まれてすぐは長距離の散歩は嫌がったんだけど、最近は付いてくるね。
今日は1時間ほど掛けて5km程度の散歩。
来月は伊吹山(1,377m)なんだけど、流石に無理か。
次は雪山低山にでも連れて行く予定(笑)
ゆめの2005年09月13日 02:51
おお~これが『6,500円→1,000円』のベスト!
掘り出し物ですねっ♪どうもわざわざありがとうございます。
チェリーちゃんさすが女の子ですね~顔つきも優しいし、お尻の形と毛のもふもふ加減がまた~(はぁとっ)
夫も時々うちの猛犬達を散歩代わりに海に連れていくのですが、岩だらけの浅瀬の所で脅えてうろうろするものだから、仕方なく2匹をお姫さま抱っこして渡るそうです^^;
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南十字星2005年09月19日 23:42
(゜゜;)エエッあの不敵な、いえ、素敵な面構えの2頭をお姫様だっこですか?それはかなり重そうです・・。
しょいこを用意して二宮金次郎スタイルではいかがでしょう?