書評から本当にオススメの本を見分げる。
「今年度ベストーの大傑作1絶対にお薦めの1冊」と高らかにうたった書評を読んで、期待して買ってはみたものの、ぜんぜん面白くなくて途中で挫折し、タンスの肥やしになってしまった本はないだろうか。
新聞や雑誌の書評で熱烈にホメられているからといって、必ずしも面白い本とは限らない。
もちろん、書評を書いた人と好みが違うケースもあるだろう。
それは仕方がない。
しかし、何を隠そう書評には、書き手が本気ですすめている場合と、それほどいいと思っていないけど、さまざまな「大人の事情」ですすめている場合がある。
山のような出版物の中から、本当に楽しめる本、心から感激できる本に出会うために、書評から「本当のオススメの本」を見分けるを探ってみよう。
お話を伺ったのは、『文学賞メッタ斬り1』(PARCO出版)や『百年の誤読』(ぴあ)の共著者である豊崎由美さん。
数々の雑誌に書評を書かれている中で心がけていることや、同業者ならではのチェックポイントなどから、書き手の「本気度」を読み取るを伝授してもらった。