ワーグナーのオペラ。
ワグナーは、おそらくそれまでのイタリアオペラのようなホレたハレたのオペラ_が軽薄(けいはく)に思えてしかたがなかったのだろう。
中学生のころから劇作に傾倒(けいとう)していた彼は、やがて自らオペラを作曲するようになると、それを音楽と劇と文学を結びつけた総合芸術という意味で「楽劇(がくげき)」と呼んだ。
やがて地位を確立した彼は、晩年にはドイツのバイロイトに自分の楽劇を上演するための祝祭劇場を建設。
代表作となった『ニーベルングの指環(ゆびわ)』_(四部作_)の上演に成功する。
現在も、この劇場では毎夏、バイロイト音楽祭を開催。
世界中のワグネリアン(ワグナーの熱狂的なファンのこと)の聖地とされている。