ひょんなことから異世界へ飛ばされた

5人の登山家の前にフード被ったおじいさん登場。

そのおじいさん(シェルパ)に案内され、

登山を始めることになった一行でした猫

 

12000m地点にて。

今まで一行を案内していたシェルパでしたが、

良心の呵責に耐えかねたか?それとも仲間としての情?

ここへ連れてきた本来の目的…

狂気山脈を侵した登山家たちを処刑を明かし、

それでも登山家たちのため祈ってくれるという。

 

15000m地点へ到達すると

今度はジミーがトンデモ告白を始めます。

 

自分が今まで観測していた邪神だと。

だが彼も登山家たちに情けをかけ

条件付きではあるが、

登頂できれば元の世界への門を開いてくれるという…

 

元の世界へ戻る為、登山を続ける一行であった富士山

 

 

 

 

13日目、16000m地点から富士山

天候にも恵まれ、切磋琢磨されたの手によって

登山家たちはついに登頂を果たした。

 

推定標高は 16,000m をゆうに越える、

未知なる領域。

 

手を伸ばせば、

宇宙にも届きそうなその頂。

分厚い空気の層に阻まれて、

既に下界の地表を視界に捉えることもできぬほどの高さ。

 

ここは正真正銘、神々の世界だ。

 

無論、

既に君達は分かっている。

ここは現実には存在しない山だ。

これは一夜の夢。

目覚めれば、

この凍てつく未知なる山嶺は、

誰にも知られることのないまま姿を消すのだろう。

 

一緒に登って来た仲間たちとも、

ここでお別れで、 

登山家たちの登頂を証明するものは何も残らない。

 

山への渇望は、

満たされたのだろうか? 

それとも?

 

山頂に扉が開く。

あの忌まわしき這いよる混沌が用意した、

現実世界に帰るための扉が。

 

登山家たちは生還したことを素直に喜んだ。

落ち着くとデナリーから扉をくぐる。

 

現実に戻った登山家たちは、

本来自分が登っていた山で目を覚ました。

 

皆さまお疲れ様でした飛び出すハート

リサさんのダイスの奇抜さに驚かされながらも

全員生還で良かったですニコニコ