風が強かった。
今日は、読書にふける。
内田康夫氏の浅見光彦作品を読む。毎回読むとどこの場所で事件があるのか。またどこの地域でのサスペンスか「わくわく」する。
事件より各都道県にまたがる物語でつい「旅への郷愁」がつのる。
自分も旅をしている感覚になってしまう。
頭のなかでイメージしてその場所へきているみたいな錯覚になる。
内田作品のミステリー愛読者になってしまった。
次は、どこの場所へつれていってくれるのか楽しみがわく。
旅行もする時間がないので内田作品の舞台のなかで旅を満喫してすいこまれている自分がいる。
天城峠殺人事件
内田康夫著
伊豆から大船渡のサスペンス
伊豆の天城トンネルと似通っている「白石トンネル。」2つの事件がにかよっているサスペンス小説である。
眠りの森
東野圭吾著
加賀恭一郎シリーズ
名門バレエ団で男が殺された。被疑者は居合わせたバレリーナ。
事件は思わぬ展開へ
加賀恭一郎シリーズ
大学の剣道部で活躍、卒業して中学教師から転職して警察へ
テレビだと脚本のなかで事件が早く解決するが真の事件は解決へ時間がかかることを知った。
だからおもしろい。夢中になる。
作中のトリック、毒殺トリックとアリバイといったトリックとあわせて作者が読者に仕掛ける小説上のトリック、いわゆる叙述のトリックがもちいられている。加賀一郎がこれからどんな人生をおくるか。おそらく誰もがこうした思いにとらわれるだろう。そんな結末で幕を閉じる「眠りの森」
続けて読もうと思う。