日本小学生バレーボール連盟から「移籍」の改正2020年4月からと審議されているみたいである。移籍問題は、引き抜きとは違うと考える。この移籍については、良い面と悪い面があると考えられる。

「悪い面」

・ チームに勝利優先の場合は、「全国大会に行かれるチーム」「うちは強いので必ず全国大会へ」そのようなケースが目立ち保護者も強いチームに移籍させるという傾向もある。他の団体から身長が高く運動能力がある子どもを勧誘しているケースもある。

・指導上での意見が違い指導者とコーチが移籍してしまうケースや保護者の力が強く指導者と選手が移籍してしまうケース。

・移籍した場合に移籍した監督の後輩たちが暴言をはき心が痛むケースがあった。

「良い面」

移籍を希望した子どもたちがいたら保護者と話し合い理由をはっきりとさせ移籍チームに所属させ大会にも出場させる。指導者と保護者のトラブルによって移籍してきた子どもには罪がない。移籍先のチームが自分なりにあうならば入部させていく。尚、いきなりだと子どものこころも緊張しているので体験入団として期日を指定して本人や保護者が納得したら部員として活動させる。大会にも参加させていく。神奈川県は、次の大会は参加できないと規定されているが子どものことを考えたら参加させるべきである。(勝こと優先案以外)

移籍については、私も苦い思い出がこころに残る。指導陣の違いで分裂して保護者も多数決で指導者を決めるという状態になってしまった経験もある。私の指導方法と会わない方は、他のチームをつくり活動していった。残った子どもたちで他のコーチと共に再建を図り今では、組織も充実した団体になった。指導スタッフを決めるときは、よく面談をして体験させて決めることを学んだ。その時、移籍した子どもたちが新たなチームを作り大会にでてきたときは、苦しい立場であった。保護者も指導者もよりいっそうの絆がうまれた。市連盟は、県の規定を無視して移籍した団体を参加させたのである。当時の悔しさは今でも心に残っている。

逆に指導力がない団体から移籍した子どももいる。子どもの意見も聞かない指導も適当。口では、スポーツ少年団といって理想の言葉を述べる指導者、役員。退部したいといったら酒のよいで電話でながながとしゃべって不信感ある団体から「移籍」をしてきた子どもたちもいる。始末がわるくMRS登録も削除しないで(退部届を提出したにも)移籍した監督は、おどろき相手の監督にも連絡をとった。相手は、市連盟に文句をつけた。自分の反省もなく子どものことを考えない団体もある。

移籍する子ども、保護者の話を聞き判断して子どもたちが納得したならば移籍させ大会にも出場させるべきである。さまざまなケースがあることを認識しておかなければいけないと思う。

日本小学生バレーボール連盟は、子どもたちのことを考えて移籍しても大会に参加させる方向にしてほしい。さまざまな意見もあるとおもいますが私なりの考えでです。