多摩の某市に転勤したのはいいのだけど、当時勤めていた会社の事業所は自動車でないとちょっとというかかなり不便な場所にあった。なので、クルマを買った。お金がないのにクルマを買うと言うのも酷い話だが、まぁそれは何とかなった。

ダイヤルQ2の頃は脚がないので女の子のところまで行けないでいたわけなのだが、脚ができてしまったのだ。

しかもこれは意図したわけではないのだけど、新しいアパートに引っ越した直後そのアパートから徒歩圏内にテレクラが新規オープンしたのだ。できすぎたような話だけど本当だ。

 

そのテレクラは当時新宿あたりの繁華街で「はっぴゃくえ~ん、はっぴゃくえ~ん」と鳴らしていたような大手の系列ではなく、多分個人で経営していた店だったのだと思う。よくしらんけど。

 

と、条件がここまでそろうと、やはり一度は行ってみたい気がしてくる。テレクラというか、風俗店に入ることそのものが今までなかったのでかなり逡巡し、店の入り口の前の何度も往復したような気がする。怪しさ満点である。

それでもやがて決心し、通りに人が居なくなったころを見計らってやっと店に入った。店はオープンしたばかりで、オープン記念とかで確か2時間で1000円とかの格安だっと記憶している。

 

その店は早取りのシステムで、電話機の赤ランプが光ったら受話器をとりランプが緑に代わるとつながると言う仕組みだ。当然最初は全然取れないもの……と思いきや、多分店の客もまだあまりシステムに慣れておらず最初は結構簡単にとれてしまった。

 

繋がってどんな話をしたかはあまり覚えてはいないけど、確か中学生の娘が居て、旦那は家にはいない。自宅は車で少し行った団地だという。それと、今一人で飲んでいるから、追加の酒を買ってくれと言われたように記憶している。引っ越したばかりで辺りの地理もあまり分かっていなかったので、クルマの中でロードマップを必死に見ながら待ち合わせの場所に向かった。

 

約束の時間少し前に着くと、それから5分ほどしてその女性が現れた。それがダイヤルQ2の時代から含めて初めて女性が本当に表れた瞬間で、僕は本当に来たという驚きと、この後どうなるんだろうというドキドキで胸が高鳴っていた。

 

途中のコンビニで彼女のためのお酒とつまみを買い、ホテルでいいの?と聞くと、「いい」という。

実はこのあたりのどこにホテルがあるのかも知らなかったので、その人に案内されるままクルマを走らせた。

 

ホテルに入った時も少しその状況そのものに興奮していた。部屋に入ると彼女はそのまま買ってきたビールを開け、グビグビとやりだした。僕にも飲めと勧められたが、流石にクルマなので遠慮させてもらった。

さて、どういうタイミングでコトを始めればいいんだろうと迷っていると、缶ビールを手に持ちながら横に座れと言う。なので、横に座ってからおもむろに服の上から彼女の胸を揉んでみた。それでも特に嫌がる風でもないので少しづつ状況をエスカレーションさせ、セーターの下から手を入れ下着の隙間から生の肌に触れる。それでもやはり嫌がるわけでもないので、缶ビールをテーブルに置かせてから、ベットまで抱えて運び、事に及んだ。

 

やがてことが終わると、アルコールが回ったのか彼女はベットの上で寝始めてしまった。最初にあった時の状況からも多分自宅にいた時から既にかなり飲んでいたんじゃないかと思われた。どうしたもんかな、とおもったが幸いな事に15分もすると彼女は目を覚ましてくれた。

そして、

「ねぇ、早くやろう?」

と言った。何を?と聞くと、早くエッチしようという。今、終わったばかりだかちょっと待ってよと言うと、「嘘だ、まだやってないよ」という。「いやいや、あなた裸じゃん。一戦終わったの覚えてないの?」と聞くと、覚えていないという。どうもアルコールのせいで記憶があやふやなようであった。

ま、結局2回目もやったんですけどね。

 

さっき少しだけ眠ったせいか2回目は頭もすっきりしていたようで、2回目は結構ねっとりしたものになった。かなり濃厚なフェラをしてきたのを覚えている。

 

全てが終わって、多分午前2時だか3時ころだったと思うけど、その頃に彼女を自宅まで送っていった。ホテルに泊まるかと提案したのだけど、娘が自宅にいるから帰りたいのだと言う。そして車の中で、旦那は出張中だと電話では言ったけど、本当は離婚がきまり出て行ったのだという。今の自宅も来週には引っ越すのだという。

 

僕はそうなのか、と言うくらいしか言葉を返せなかったのを覚えている。