皆さま、こんにちは。
9ハウスに3天体を持つ齊藤有紀慧です。

先日、1ハウス~5ハウスにある天体について取り上げましたが、今日は続いて6ハウスにある天体について見ていきたいと思います。
1ハウスの考察
2ハウスの考察
3ハウスの考察
4ハウスの考察
5ハウスの考察

6ハウスと言えば、雇用関係・責任・健康・義務・調整・生活習慣・役割分担等がテーマになりますが、社会の中で自分が出来ることや負うべき義務・役割を果たしていく部屋と言われています。

こちら、私のネイタルのホロスコープですが、ピンクで囲んだ部分が6ハウスです。


「5度前ルール」により、カスプ(ハウスとハウスの境目)付近にある天体の場合は、+5度して、次のハウスにあると考えます。
どちらか微妙なときは、どちらのハウスが自分にしっくりくるか見てみるのも良いと思います。

私は6ハウス拡大・発展の星「木星」を持っていますが、から順番に鏡先生の「占星術の教科書Ⅰ」から6ハウスに各天体を持つ方の特徴を抜粋してみたいと思います。
宝石緑本能的な欲求・感情
 環境が変化したり不安定な状況だと、精神的に落ち着かず、自分の能力を社会に活かすことが出来ない。
 安定した環境で、気の合う仲間と働くことで初めて自分の役割や義務を存分に果たすことが出来るタイプ。
宝石緑水星知性やコミュニケーション能力
 細かい事務処理や目標から逆算して最短で仕事をこなすようなことに抜群の才覚があり、仕事を捌くのも人一倍速い。
宝石緑金星調和・愛情・美
 サービス精神が旺盛。
 人が喜ぶことをしてあげることが、自分の喜びにつながるタイプ。
宝石緑太陽人生の目標
 人のために役立つことが人生のメインテーマ。
 奉仕精神が強いので、会社や地域社会などに貢献することに使命感を抱く。
宝石緑火星欲しいものを手に入れるための行動力
 とても勤勉で精力的に働く。
 与えられた義務や役割を忠実にこなすが、大切なのはその役割が実力相応であること。
宝石緑木星拡大・豊かさ
 労働や奉仕活動に生きがいを見出し、誠実にこなしていく。
 就職や職場の環境にも恵まれやすい。
 健康面でも木星の加護を受けやすく、体調は良好。
宝石緑土星試練・常識
 社会の一員として立派に義務を果たそうとする。
 軽い仕事には興味を示さず、責任ある仕事や立場に就こうとするので、それだけプレッシャーもあり、苦労も背負いがち。
宝石緑天王星改革・革新
 義務で縛られることを嫌い、自由な環境に身を置くことで伸び伸びと働くことが出来るので、会社に属すより技能を身に着け、独立して仕事をする方が向いている。
宝石緑海王星夢・感性・陶酔
 型にはまった仕事は大の苦手で、海王星の力がマイナスに作用すると、仕事がルーズになりがち。
 福祉や医療、芸能、ヒーリング関係の職種、創造力や感性を活かす仕事が向いている。
宝石緑冥王星破壊と再生
 仕事に対して妥協せず、徹底的に突き詰めるタイプ。
 徹夜作業やハードワークもこなし体力の限界まで働くが、その結果、体を壊したり職業病を患う恐れも。

6ハウスに天体を持つ方は何か実感できる所がありましたでしょうか?

私の場合は6ハウス木星がありますので、仕事好きなのも納得。
20代の頃はホント深夜まで仕事をする毎日でした。
しかし、木星の加護を受けているおかげか、それをこなす体力もあったということなのかなと思います。

もし、6ハウスに天体がない場合でも、6ハウスサイン(星座)の影響を受けます。

私の場合、6ハウス/牡羊座♈ですから、自我の目覚め・新たな開拓・リーダーシップ・勇敢さ・ひらめき・独立心といった牡羊座♈的な性質を持っているため、3年半前、牡羊座♈天王星が入った頃に、思いがけず、独立することになったのかなと思います。


人は一人では生きていけないし、自分が社会に貢献できること6ハウス天体サインから知っておくと生きやすくなりますね。