JR秋田駅から奥羽本線を青森方面へ向かうと、ほどなく車窓から鉄道車両の点検や整備などの拠点JR東日本秋田総合車両センターが見える。
秋田総合車両センターの歴史は今から100年以上前の1908年に始まる。
センター内の一部建物はれんが造りの外壁を保存し往年の姿がしのばれる。
2021年の組織改正で秋田駅の南にある基地を南秋田センターとして統合。
敷地面積約16万9000平方メートルのセンターには様々な車両が運び込まれ、点検、整備を受ける。
秋田県内には電化、非電化の路線が併存し、電車・ディーゼルエンジンで走る気動車、ハイブリット車・蓄電池車など多様な車両が走る。
これらに対応できる設備と技術を特徴とする。
愛好家の間でも人気が高いイベントの一つが見学会。
25年8月にはかってジョイフルトレインをけん引きした機関車「ED75型」767号機の見学会を開き多くのファンが楽しんだ。
背景にあるのは地域貢献。
26年7月4・5日の午前と午後に計4回開く見学会が秋田市のふるさと納税返礼金になった。
機関車見学会は初の試み。
JR東日本秋田支社は県や市町村などとの交流を拡大し、地域活性化の道を模索する。
秋田総合車両センターの役割も大きさを増していきそうだ。