北陸新幹線の金沢ー敦賀間が3月に延伸開業した。

 

「新幹線未踏の地」だった福井県は東京と直結し、北陸3県の短時間移動が可能となった。

 

県の中心駅、福井駅も賑わっているが、目立つのは駅のあちらこちらで、観光客を出迎えてくれる「恐竜」たち。

 

「恐竜王国ふくい」の玄関口となる福井駅周辺はまさにジュラシックワールド。

 

駅東口に昨秋オープンした「福井市観光交流センター」の屋上広場にあるのは大小9体の恐竜モニュメント。

 

広場は新幹線ホームと同じ高さにあるため、駅に発着する列車も見学できるようだ。

 

駅西口に移ると、絶大な存在感を示しているのが、体長12メートルの「ティラノサウルス」のロボット。

 

時折ほえる姿は迫力満点だそうだ。

 

ほえる恐竜の横を路線電車が通るというシュールなシーンも展開される。

 

これは福井鉄道。

 

東口から出ているのがえちぜん鉄道。

 

福井駅は北陸新幹線のJR西日本、JR北陸線が移管された第三セクターのパピラインふくいと計4つの鉄道が乗り入れている。

 

駅西口の「恐竜広場」では「フクイラプトル」と「フクイサウルス」などのロボツトが向き合う。

 

福井駅の「恐竜さんぽ」は、もはや観光の目玉のひとつといえるだろう。