茨城県筑西市にあるテーマパークの「ユメノバ」に2月、国立科学博物館と同県を地盤とする広沢グループの共同運営による「科学廣澤航空博物館」がオープンしたそうだ。

 

展示棟のドアを開けると大小の航空機がずらりと並ぶ。

 

目を引く巨体は戦後初の国産旅客機、YS11。

 

南方の海底から引き揚げられた旧海軍の零戦もあるようだ。

 

日本で初めて飛行機が飛んだのはライト兄弟による初飛行から7年後の1910年。

 

翌年には、国産機が初飛行。

 

航空産業が急速に発展し、昭和初期にはメーカーが10社を超す有数の航空機生産国となった。

 

航空機では国の指定はないが自治体では3例あるそうだ。

 

千葉市が木製プロペラ2点を指定。

 

福岡県築上町が旧海軍戦闘機「紫電改」のプロペラを2020年に指定。

 

鹿児島県南九州市は2020年、旧陸軍四式戦闘機「疾風」を文化財指定。

 

疾風は大戦後期の主力戦闘機で約3600機が生産されたが、現存するのはこの1機のみだそうだ。