北海道の代表的な郷土料理であるジンギスカン。
美深町では、地元で生産した国産羊肉を使ったものを食べることができるそうだ。
「レストランBSB」は大自然が広がる美深町の農場で育った羊肉が食べられるそうだ。
赤レンガの店舗にはビールの醸造所も併設されており、オシャレな雰囲気のようだ。
熱した鍋に肉を並べると、食欲をそそる羊肉の優しい香がするそうだ。
言われた通りに塩コショウだけを肉に振りかけ口に入れると、脂の甘みと肉の旨味が口内に広がる。
羊特有の臭みはほとんどなく、塩コショウが肉の味を引き立てるようだ。
レストランは店長の夫が経営する松山農場の直営で店に出す羊肉は全て内部で生産しているそうだ。
店から車で30分、深い森を縫う車道を進むと木造の平屋が姿を現す。
農場の一番大きい羊舎で、子羊と搾乳する母羊を生育しいてるそうだ。
肉になる羊は生涯羊舎内で過ごすようだ。
一方母羊は放牧するそうだ。
農場が運営するペンションの向かいに牧草地があり、6月頃から10月ごろまで母羊を20頭ほど放すようだ。