ラム酒に漬け込んだレーズンを使い「お子様はオトナになってから。」アピールするユニークなどら焼きがあるそうだ。
創業から100年超の老舗、梅月堂(鹿児島県日置市)が生き残りをかけて「再発明」した和菓子「ラムドラ」だ。
「お子さまはお控えください」「お車の運転もお控えください」。
ラムドラが並ぶJR鹿児島中央駅の特産品販売コーナーには、こんな注意書きがある。
レーズンを漬け込むラム酒はアルコール度数40%。
どら焼き1個にラムレーズン7粒をのせており、1個食べると体がじんわりと温まるほどだそうだ。
2016年に発売し、今では羽田空港の売店や日本橋三越本店など鹿児島県内外の80店以上で定番商品に。
同社は1921年創業の老舗和菓子店で鹿児島を代表する温泉地「湯之元温泉」で土産用せんべいや、どら焼きを作っていた。
4代目が跡を継いだ頃、温泉街は寂れて店の売上も低迷。
生き残るため20~30代に好まれる新商品が必要だった。
定番のどら焼きをベースに開発に着手。
ラムレーズンをどら焼きに挟むというアイデアから試作し商品化。
今後は、品ぞろえを増やして商品群として小売店に取扱量を増やしてもらう戦略を描いているようだ。