北海道の大雪山国立公園内、然別湖は6万年前からの火山活動で生まれたそうだ。
標高約800メートル、道内の天然湖で一番高い場所にあり、トドマツやエゾマツなど原生林に囲まれた雄大な自然が魅力。
冬は最低気温がマイナス30度を下回る極寒の地、夏にカナディアンカヌーをこいで鏡のような湖面を行けば、エサをついばむアオサギやカモの親子とすれ違い間近にに感じることができるようだ。
「然別狭 かんの温泉」は、13の源泉、11の湯船をもつ。
アイヌ語で「宝物が湧く」という意味の「イコロ・ボッカの湯」は薄濁りのヒスイ色で、少しキシキシ感はあるがしっとり系の湯。
「ウヌカルアンノー(また会おうぜ)の湯」は湯船が白い折出物で覆われ、肌に触れる感触が気持ちいいようだ。
壁の岩から湯が伝う「シロカニペ(銀の滴)の湯」「コシカニペ(金の滴)の湯」は鍾乳石のような造形を見せているようだ。
いずれもメタけい酸の多い美肌の湯で、色や肌触りが少しずつ異なるようだ。
秘湯の秘湯たるゆえんはアクセスと電波の悪さ。
昨今、便利な秘湯が増えたものの、ここはいまだ携帯電話がつながらないそうだ。
レアな場所だから訪れるの秘湯好きの人で、よその湯では満足できない人のようだ。