静岡県伊豆市にある船原館は、自分でできるマッサージ「天城流湯治法」を伝授する健康づくりの宿だそうだ。
癒着した骨と筋肉を引きはがすように指圧するようだ。
血流やリンパの流れがよくなるそうだ。
天城流湯治法を行うのは「不感温度」のたち湯の中。
不感温度とは冷たくも温かくも感じない、体温と同じくらいの35~37度を指す。
船原館が健康づくりの宿にかじを切ったのは今から20年前。
県の観光振興イベント「伊豆新世紀創造祭」の中で始めた「温泉文化研究会」がきっかけ。
温泉場自体の歴史は古く、少なくとも鎌倉時代以前からあったようだ。
夕食は伊豆に流された源頼朝が巻狩に出かけたときに食べたたき火料理を再現した「お狩場焼」。
炭火がともる囲炉裏の鉄鍋には、臭みがなくこってり濃厚なイノシシ肉。
アユやサトイモ、そばがきなど里山の滋味を炭火でじっくり焼く。
中でもシイタケは11~5月が収穫期。
肉厚のシイタケは、醤油をたらすだけで味わい深いが、ワサビで食べるシイタケはもっとごちそうらしい。
やさしくすりおろしたワサビをシイタケの上にのせての一口は絶品のようだ。