瀬戸内海に浮かぶ塩飽諸島の手島は、人口約20人、子供はおらず、そのほとんどが70歳以上という静かな島。

 

地形は羽を広げた蝶々のようで、集落はその頭の位置にあたる、少し窪んだ場所に一つあるだけ。

 

江戸時代、手島は28の有人島・無人島から成る塩飽諸島のうちで幕府から直接自治権を認められた「人名(にんみょう)制」が置かれた、日本でたった7島の1つだったそうだ。

 

手島へは丸亀港から高速フェリーで渡る。

 

宿泊先は、丸亀市手島自然教育センター。

 

廃校となった小中学校の建物が宿泊施設になっているようだ。

 

夏休みや連休には、子供たちが林間学校などで利用することもあるという。

 

特に夏は、手島の名物が見頃を迎える。

 

島生まれのおじいさん達が、一輪一輪、心を込めて育てたひまわり畑。

 

手島自然教育センターに向かう集落の道沿いや、港と反対側の西浦海岸前の畑に、黄色いじゅうたんが広がっているそうだ。

 

おじいさん達は、「もう、今年が最後かもしれん」と毎年のようにつぶやくそうだ。