「美酒美食」の県、山形。

 

高畠町には江戸時代から続く、町最古の米鶴酒造があるそうだ。

 

紅葉でまばゆい高畠町仁井宿。

 

今から314年前の1704年、元禄時代末期の徳川5代将軍、綱吉の時代にこの地で酒造りを始めたそうだ。

 

初代以降、常に心掛けたのは、「品質」の追求だったようだ。

 

9代目は、経験と勘に頼っていた酒造りを化学の知識で変えようと、10代目を大阪大学で酒造学を学ばせ、理論に基づいた酒造りを始めたという。

 

麹や酵母といった生き物の働きが必要となる酒の酒造で、従来の方法を化学の力に切り替えたことで、その後の酒質に大きく貢献し、現在の「米鶴」の銘柄をを誕生させたようだ。

 

続く11代目は、原料の米に着目。

 

他の蔵元に先駆けて酒造好適米を自主栽培し、「地元産の良米による良い酒造りを実現。

 

ここから高畠町の風土に適した酒米として、幻の名品種「亀の尾」から選抜して育種しオリジナル酒米「亀粋」を開発。

 

そして現社長の12代目は「米鶴スパークリング」を開発、江戸時代から続く老舗には、地元とともに歩み、地元とともに生きてきたようだ。