もつ鍋や水炊き、とんこつラーメンに並ぶ博多のソウルフードが、ひとこと餃子。

 

通常の餃子より小ぶりで、赤ゆずこしょうを付けて食すのが流儀。

 

ビールや焼酎のお供にうってつけなことから、九州最大の歓楽街を有する福岡の名物B級グルメとなっているようだ。

 

戦後、満州から引き揚げた日本人が、現地で食べていた餃子をヒントに作ったのがひとくち餃子。

 

発祥とされるのが1949年創業の「宝雲亭」。

 

餃子のネタは牛肉3対豚肉7のミンチ。

 

ニンニクは使用せず、タマネギとミンチを特製の皮で包んでかりっと焼き上げるそうだ。

 

1954年創業で、JR博多駅前にのれんを揚げる「旭軒」では、厚さ15ミリもある鉄板で一度に最大250個の餃子を焼き上げるそうだ。

 

タマネギにキャベツやニラ、ニンニクなど14種類の具材を盛り込んでいるのが特徴のようだ。

 

最近では関門海峡を渡り、関東でもひくくち餃子を食べられる店が増加中らしい。

 

ひとくち餃子の熱気は、広がり続けているようだ。