宮崎市の月見ケ丘地区は、昭和37年に造成が始まった

県内で最も古い大型団地の一つ。


高台にある団地は、見渡す限り家だらけで、道路が縦横に

走っている。


団地の玄関口にあたる北部には「母子像ふれあいガーデン」があり

母子像「せな」と、その周りを囲むように花壇が整備されており、

団地造成の記念に設置されたものだそうだ。


住民有志でつくる愛護会が花壇の手入れや清掃を実施。


夏は七夕、冬にはイルミネーションの装飾も施し、住民の心を

和ましせているという。


団地の北東端にあるのが稲荷山公園。


山頂に日露戦争から大東亜戦争までの英霊を祭った忠魂碑が

あるほか、稲荷神社や松井神社があるそうだ。


団地誕生から50年余り。


ここに住む人たちは、住民同士の触れ合いを大切にして、

子どもからお年寄りまで楽しく過ごせる地域にしているようだ。