今、猫司書や猫バーテンダー、猫女将―。
接客する猫がいる店や旅館が話題だそうだ。
大阪市のオフィス街にある小規模ビルに、猫にまつわる
本ばかりを集めた図書館があるという。
この図書館には「司書猫」と呼ばれる2匹の猫がいて、
机に座り館内を目を走らせ、本の間を歩き回る姿は
司書そのもの。
東京、上野の繁華街の雑居ビルにあるBAR猫は、メス猫
がいて、バーテンダー猫と呼ばれ、カウンターの上を歩き
回ったり、客の膝の上にのったりと自由気ままなおもてなし
ぶり。
山形県天童市の旅館には、子猫のころに拾われてきたメス
猫がいて、猫女将としておもてなしをしているそうだ。
日本人は動物にありのままの姿を望むようで、人に干渉
しない猫に心地よさを感じるのかもしれない。
猫の気ままな性格が、人間に癒しというおもとなしとなるだけで
なく、人間関係の潤滑油になるのかな?