今日と明日の2日間にわたり、原宿表参道にて「原宿表参道
元氣祭・スーパーよさこい2023」が開催される。
2020年、2021年の2年の中止を経て、昨年は規模を縮小して
の開催だったが、今年やっと通年通りの開催となった。
私も2019年以来だから4年ぶりの観覧だったが、やはり来て
よかったとしみじみ思った。
私のお気に入りの会場は、神宮会館ステージで、会場を訪れ
た人がまず目にする原宿口ステージからさらに参道を約7分
歩いた先にある。
うっそうと茂る神宮の森の中を通り抜ける間に、原宿の喧騒は
消え、灼熱の太陽も木々を通る木漏れ日に変わり、適度な風を
感じながら歩くだけで、雑念が消え、気持ちが浄化される気が
する。
頭上には、真夏の青い空と白い雲、周囲を神宮の森の緑に囲
まれた広場に舞う色鮮やかな幾棹もの大漁旗と、趣向を凝らし
た衣装に身を包んだ演者たち。それぞれのチームが思いを込め
て選んだ楽曲と練習を重ねた振り付け。103チームが参加し
競い合う、その演舞を観ているだけで皆が前に進もうとしている
力強さを感じ、応援したくなる。
度重なる自然災害や人災、事件や事故、一体何がどうなっている
のかと嘆きたくなることの多い昨今だが、それでも人はより良い
明日を信じて前に進もうとしていると信じたい、今日この頃である。