今日午前6時31分に輪島・珠洲で震度5強の地震があった。
震度5強以上が観測されたのは、1月6日以来で12回目という
ことだ。
関東地方でも地震警報が出たそうだが、スマホも携帯も持って
いない私は何も気づかずに眠っていて、起床してテレビをつけ
て初めて、画面から伝わってくるただならぬ気配に眠気が吹っ飛んでしまった。
昨日、フォローしているブロガーさんの記事で、5か月たっても
全く救援の手が届いていない地域があると知り、心を痛めていた
のに、更に追い打ちをかけるような目にあって、どんなに不安な
思いをされているかと思うと、何もできない自分の無力さに、打
ちのめされる思いである。
実際には何もできなくとも、せめて気持ちだけは寄り添って共に
前に進みたいと思う今日この頃である。
明日は、東日本大震災から13年目の3月11日である。
決してあの日を忘れたことはないのだが、日々の暮らしに追われ
時に薄れがちになる記憶を呼び覚ますかのように、今年のお正月
に能登半島地震が起こった。
よく、天災は忘れたころにやってくる。と言われるが、度重なる
地震と津波に、立ち上がろうとする気力も無くなる思いがする。
しかし、人間には学習能力があり、過去の経験から何らかの形で
学んだ事を経験値として積み重ねていくことができる生き物だと
思いたい。
阪神淡路大震災の時には、全く想定されていなかったシステムや
法制度が、東日本大震災の時には役に立ち、東日本大震災の復興
の経験が、能登半島地震に受け継がれていくであろう事に希望を
持ち、私は私のできることを私なりに頑張って共に前に進みたい
と思う今日この頃である。
続々と、被災された方たちの無事が確認されて、ほっと胸を
なでおろすと共に、これ以上被害が広がらないように、1日も
早く元の生活に戻り、落ち着かれますようにと祈らずには
いられません。
改めて、被災された方々にお見舞い申し上げます。
