田舎の総合病院で働く凡人救急医です。共働きの妻と娘二人（小学生）の4人で、忙しい日々をおくっております。どうぞよろしくお願いします。
こんにちは。
市中病院の救急医は救急搬送された患者の初期治療をして、必要であれば専門科の先生に相談し入院を依頼することもあります。通常入院患者の半分以上は救急搬送された患者なので、病院は救急外来を閉鎖する訳にはいきません。つまり救急車を受け入れるということは病院の方針であり我々救急医が勝手に救急車を受け入れている訳ではありません。でも快く入院させてくれる先生もいれば、露骨に不機嫌になる先生もいます。
先日そんな先生に当たりました。入院を依頼する電話中の返事が「ハイ」ではなく「はあ（短く）」だったり「あー（短く）」だったりします。歳は同じくらいなんですけどね
院内でも有名な変わり者。その横柄な態度に腹が立ち、よっぽど抗議しにいこうかと思いましたが止めました。きっと数日したら忘れてしまうので。当直明けで疲れていて、なおかつ直接話しをしていたら何か言ったかもしれません。過去を振り返ってみると言い返すのは直接話していて腹が立った時。僕が言い返すにはカッと怒ったときの勢いが必要なんでしょう
以前も書いたと思いますが救急医が疲れるのは診療そのものよりもこうした他科の医師とのコミュニケーションです。変な人はめんどくさいけど、変な人を「変だなー」と思いながら観察するのが割と好きなので救急を続けられてるのかなと思っています
