田舎の総合病院で働く凡人救急医です。 共働きの妻と娘二人の4人で、忙しい日々をおくっております。 どうぞよろしくお願いします。
こんばんは。
今年で恐らく医師になって18年になります。飽きっぽい僕ですが、職場は変われどこれほど長く同じことを続けたことはありません。心配性の僕はその間一心不乱に勉強を続けてきました。勉強の原動力は知的好奇心もありますが、”失敗したらどうしよう”という不安の方が大きかった気がします。
その不安は今もありますが、ここ数年で明らかに減りました。その理由は経験を積んで診療能力があがったこともありますが、年をとって恐怖に鈍感になったということもあります。いずれにしろ対応力がつき、予測をつけることができるようになったため慌てることが減りました。そうすると診療を楽しむ余裕が生まれます。
医学書を読んでいても既に知っていることが増えたため、読むスピードがあがりました。以前よりも効率よく
勉強することができます。
そういった”コントロール感”が仕事を楽しくしてくれます。
この仕事は恐いけど楽しい。今の病院は辞めたいけれど、医師という仕事はやりがいがあるし、学ぶことが
無限にありいつまでも進歩できる余地がある。だからどんなにベテランになっても経験だけで物を言わず、
新しいことを学び続けたい。僕は今病院を退職しようとしていますが、そういう気持ちがあればどこででも働けると信じています。
マンガ「マスターキートン」で主人公の恩師が言った大好きな言葉
「人間はどんあ所でも学ぶことができる。知りたいという心さえあれば・・・」
がんばります