QP試打インプレッション ~MODUS3 SYSTEM3 TOUR125編~ | QPゴルフブログ
2014年08月09日(土) 03時17分52秒

QP試打インプレッション ~MODUS3 SYSTEM3 TOUR125編~

テーマ:試打インプレ シャフト


やはりゴルフのマニア心をくすぐるのは【プロトタイプ】の一文でしょうか?



アメリカや日本のツアーでプロに支給されるヘッドやシャフトに刻印されているのがソレでして・・・


某巨大オークションではそういった類の物が出品されて、高額で取引されているとの事ですが・・・そういうのって誰が出品してるんだ?




そんなプロトタイプの中でも、特に話題になっていたのが今回ご紹介するシャフトです。




日本シャフト ←クリック!クリック!




さんといえばNS950GHを始めとした軽量系スチールシャフトが有名ですが、流行した当時でも重量系スチールは作っておりました。


その中にあったのが【SYSTEM】(システム)シリーズ。



プロのニーズに応えてスチールシャフトを開発していった結果、このシステムシリーズは多くのモデルを生み出したのです。



その中でも【SYSTEM3】は特にプロの使用率の高いブランドになっていきまして、コレまた某巨大オークションサイトで高額な値がついて取引されていたようです。ホント誰が出品してるんだろ?



一般のお方から『システム3を売ってくれ!』との問い合わせも多数だったとか。







そんな現状にお応えして、満を持して今秋発売になる↓














モーダス3 システム3 ツアー125



なのであります!!







って名前長いな・・・・タシカニ・・・























皆さん待望のシステム3がいよいよ市販化!


いち早くGET出来たので、早速打ってみました。




モーダス3のシリーズでの3作目になるのでしょうね↓












毎回若干のコスメの変更がありますが、システム3はTOUR120の羽根の部分にボカシが入ったようなコスメになりました。



ちなみに・・・フィティングしてるとよくお聞きするのですが例えばモデル名に【120】とか【75】とか書いてあると『120だから120gか』とか『75だから75gなのね?』って勘違いされるケースが多くあります。


もちろん、そのままの重量で出しているシャフトもあるのですが、多くの場合はそうではありませんで・・・



例えばTOUR120だとRフレックスで111gで、カットしてクラブに組む段になると108gくらいにはなるワケです。


なるべく仕様は確認して下さればと思います。












さて、このシステム3はSフレックスで128gとかなりの重量感!


このモデルに関してはカットして125gくらいになりそうなので、TOUR125でマッチしております。












シャフト挙動はというと・・・


むむ・・・?コレって何かのシャフトにテイストが似てるぞ・・・・っと打ってるうちに感じます。



たぶんこのテイストは、いわゆるツアーで標準になっているダイナミックゴールドやKBSツアーCテーパーのような手元からドロンっと粘るシャフト挙動なんですね。



こうしたシャフトは一度使うと特徴のあるシャフト挙動なので、なかなか抜け出せないのですが、このシステム3はその挙動を維持しつつマイルドにしているのでどういうお方でも使えそうな印象を受けます。








アイアンは数値を出しても分かりづらいかと思うので↓










実際にコースで打ってきました!



本当は両方のインプレをやろうと思って 



ファイアーエクスプレスRB ←クリック!クリック!



も画像で収めたのですが・・・ソレはまた追々・・・




コースでの性能をお話ししたほうがよりリアルかと思いますので、インプレッションさせてもらいます。








ちなみにヘッドは↓








マスダゴルフさんの


マッスルプロトアイアン ←クリック!クリック!


をチョイスしました!う~ん・・・男前・・・














さて、使用感はというと・・・




出ている弾道は中弾道だったので違和感・・・


アレ?このシャフトって手元からしなるから低い弾道になるんじゃないの?って思っていたのですが、良い意味で裏切られました。


中弾道になるのはそのインパクト付近でのシャフトの弾き感!



手元側がつぶれてダウンスイングさせられる感じはダイナミックゴールドやCテーパーとよく似ているのですが、インパクトで『ビン!』っとシャフトが復元して真っ直ぐに伸びて当たる感じが秀逸。



他のツアー向け重量スチールと比べて、同じテイストで高打ち出しになるのが嬉しいですね。











もうちょっと打ってると・・・・?





元調子のシャフトはシャフトのつぶれが大きくなり、地面からボールを打つとバックスピン量が増えてしまいます。


ところがこのシステム3は弾き感がシャフトのつぶれ過ぎを抑えてくれるのでスピン量も若干減るので飛距離が出ますね。


大体0.5番手くらい飛距離が出るイメージでしょうか?










合うお方としては、やはり現在ダイナミックゴールドやCテーパーをお使いで、もうちょっとキャリーを伸ばしたいと思っているお方という事になるでしょうか?


その特徴的な粘り感から、今まで特に移行の難しかったダイナミックゴールドユーザーは初めて一発目から違和感無く振れる重量系スチールシャフトになりかもしれません。



叩いても左に来ない、アスリート向けである事には変わりありませんので、アイアンのヒッカケに悩むお方には最適かと思います。




全国で行われる試打会ではもう打てるとか!


この秋、注目のシャフトですね!