ちょっと春の献立 | きょうは休肝日?

きょうは休肝日?

すでに休肝日は諦めているのだが、いまさらブログタイトルを変えられない

本日のメイン料理は「鯛にゅうめん」

いろいろなやり方があるが我が家のものは鯛茶漬け風とでもいったらよいか。

鯛のアラでとった潮汁をベースに味付けをし、鯛の刺身を上に載せていただく。

昨年(2013年6月20日)に作ったときのレシピおよび記事を末尾に再掲載する。


鯛にゅうめん

その他の料理も春らしいもの。


「浅蜊と春キャベツのバター蒸し」

浅蜊とキャベツのバター蒸し

これは簡単に。浅蜊とキャベツを土鍋に入れ、塩胡椒してワインとバターを加えて蒸すだけ。

 

「そら豆のアボカド和え」

そら豆のアボカド和え

まったくの思いつき料理。アボカドをつぶして、オリーブオイル、レモン汁、塩胡椒を加えて混ぜ、塩ゆでしたそら豆と和えるだけ。シンプルな料理なのでオリーブオイル、塩は気に入りのものを使う(我が家は「フレスコバルディ」の「ラウデミオ」と「ゲランド」の粗塩)。

 

そして、特に春らしいというわけではないが、絹ごし豆腐(本日は「三之助の和ら絹」(「もぎ豆腐店」)を使って江戸時代の料理本「豆腐百珍」に載っている「青海(せいがい)豆腐」を作った。

青海豆腐

葛湯で煮た豆腐に醤油をさし、これに青のりを煎って揉み粉状にしたものをふるいかけるというもの。なかなかおいしい。

 

そして、あとは出来合いの「玉子焼き」(築地「松露」)、「柚子白菜浅漬け」(「河村屋」)。

玉子焼き&白菜漬け


 

<鯛にゅうめん 2013年6月20日>


 本日は、そうめんに温かい鯛のだしの汁をかける「鯛にゅうめん」を作る。

鯛のアラを使うのだが、このアラは勿体ないが具にはしない。具にするのは鯛の刺身。鯛茶漬けのようにしたいのだ。

アラを具として使うのであれば、味付けしただし汁でアラを直接煮るが、本日は鯛の潮汁をベースに汁を作る。


  具は、鯛の刺身、錦糸卵、干し椎茸甘煮、油揚げの刻み、貝割れ大根、大葉そして白胡麻。


  ① まず鯛のアラを霜降りにする。切り分けたアラに軽く塩を振り、15分ほど置く。

② 沸騰した湯にアラをさっとつけ、直ぐに氷水に取る。

③ 流水で流しながら、ヌメリやウロコ、血を取り除く。

④ 鍋に水を張り、昆布、アラを入れ火にかける。

⑤ 沸いてきたらアクを丁寧に取り中火にし、昆布を取り出す。10分ほど沸騰させないようにしてだしを取る。

⑥ 薄口醤油、濃口醤油、酒、みりんを1:1:2:2の割合で加え味を調える。

⑦ 鯛の刺身は醤油1:酒1を混ぜたものに5分ほど漬ける。

⑧ 茹でたそうめん(流水で洗い水気を切る)を器に盛り、⑦やほかの具を載せる。これに⑥を上から注ぐ。