今年のベネチア映画祭にて、デジタル補正版が上映されたとの事!是非とも観たい♪
これは数奇な作品なのです。
『ディア・ハンター』で一躍注目されたマイケル・チミノ監督の次回作であり、世紀の失敗作として世に知られた作品。
アメリカでは218分(本当は5時間以上あったそうで…)で公開され、コケにコケ。
その後、短縮され、さらにそのフィルムから、完全版を作り直しているから、画像が粗い事、粗い事…。(デュープネガと言います…ポジから、再度ネガを作る事ネ)
本来ならば、ミレーの絵画の様な画像が観られたはずだった♪
それが『再現』された♪♪♪
日本では観られるだろうか?
できたら劇場で観たいナ♪
因みに日本に於いては短縮版が公開され…今はなき『テアトル東京』のラスト興行作になった…あの深澤哲也さんをして『失敗作』と評された…。
でも、何故かあたしゃ気に入っちゃったf(^_^;
で、幻の218分版を求め…10年後位かな?輸入版を買っちった…。
ところが…ラストが違う!
劇場版では主人公のロングショットで終わるはずが、アップのストップモーションに変わっている…興醒めも良いとこ(怒)
その後、日本でもレンタルビデオの時代が訪れたが、やはりラストが違ってた。
今の形に漸く戻ったのは…20年位前になるンじゃないか?
まぁ、話が脇に逸れました…。
ヴィルモス・ジグモンドの見事な画を観られますよ~うに。