「左足の筋肉は 右足に比べて落ちてますね。」
診察台に乗せられた ひめの後ろ足を 丹念に
さわりながら 整形外科医K先生は 言った。
そして さらにひめの身体を
順番に触診していきながら
「体の筋肉のつき方は 申し分ありませんね。太っては
いませんし これぐらいで いいと思います。」
先日 小浜の動物病院では12.6kになってたのが
この日は12.1㎏
私としては11㎏台になってほしいのだが
K先生が 予想外に体重管理を褒めて下さったのが
少し 嬉しかった。
そして
「痛みの原因が 何かを検査するには
レントゲンと血液検査 そして触診でわかりますから
MRIは 必要ありません。
これまでも それで 外したことは ありませんし・・・」
私は 驚いてしまった。
「痛みがなにからきてるのか 大きく3つあって
①はリュウマチなどの免疫系 ②は癌などの腫瘍
③が前十字靭帯の断絶 この3つを疑うので
血液検査で①が レントゲンと触診で②と③がわかります。
ただ レントゲンが 暴れたりしてうまく画像がとれないと
麻酔をかけさせていただくので
その同意書にサインをお願いします。」
これだけ聞いて 信頼のおける先生だと 安心し
すべてをお任せすることにした。
麻酔をかけずにレントゲンがとれたら 早くすむらしく
検査が終わり次第 電話をくれるということで・・・
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夕方の4時からのMRI検査の予約で
予約時間12時間前からの絶食と
3時間前からの絶水を
小浜の動物病院で聞いてたので
検査日の昨日は 朝から ひめ以上に
私たち夫婦が 緊張していた。
私たちだけ食べるのも
ひめには可愛そうに思えて
私たちも食べずに我慢してたが
家にじっとしてても 何もすることもないし
予定よりかなり早く
京都へ向かう事にしたのだった。
病院へ行く前に 京都市内に住む義姉の家へより
ひめも 家の中へ入れてもらって
そこで お昼ご飯をごちそうになり
時間をつぶした。
ひめは 大人しく 食べ物を欲しがることもなく
待っていた。
予約時間より 1時間ほど早く 病院に到着。
受付で MRI予約じゃなく診察予約で入ってますと言われ
わざわざ 京都まで来た意味がないと
少し 受付の子と言い合いになってしまったが
専門医のK先生のお話を聞いて すっかりその疑心暗鬼も
なくなった私たちは ひめを預け
外へ出た。
義姉の家でご飯のあと ふたばの豆大福や水無月を
食べてきておいて
まだ 甘いもんを食べるんかい!と
私は 麩パフェ
旦那は マンゴーミルク氷
気が付けば かなり気温が上がってきた京都市内
京町家のカフェで 一息ついて
そこを出て どこへ行こうかと話してたら
早速 病院から検査は終了したと連絡がはいった。
ひめは 大人しくレントゲンも撮らせたみたいで
麻酔の必要もなく ついでにお願いしておいた爪切りも
してもらって 早々と検査が終了しみたいだった。
急いで 病院へもどり
さてさて 検査結果は・・・
つづく