こんにちは!aikoです。
本日もブログに訪れてくださり
ありがとうございます
前回、剣山アクティベーションの時に
感じたものをブログにさせていただきました。
前回のブログはこちら
さて、その数日後のこと。
ふとしたきっかけで、おかざき真里さんの
『阿・吽』という漫画を読み始めました。
『阿・吽』は仏教界のスーパースターと言われる(?)
空海と最澄が主人公の漫画です
個人的に空海が気になる存在だったので
読み始めたのですが…
坂上田村麻呂と阿弖流為(アテルイ)の
蝦夷討伐に関するエピソードがありました。
ちなみに…
坂上田村麻呂は征夷大将軍となり朝廷から派遣され、蝦夷討伐を進めた人物。
阿弖流為は陸奥国の蝦夷のリーダーで朝廷軍と戦った人物です。
坂上田村麻呂(左)と阿弖流為(右奥)
ご存じの方も多いと思いますが
蝦夷といえば縄文ですし…
剣山アクティベーションで感じた
大和と縄文の件にリンクしてるかも?
と思いながら読み進めました。
以下、ネタバレありますが
簡単に『阿・吽』の該当部分の
エピソードをご紹介いたします。
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坂上田村麻呂は蝦夷征伐のリーダーとして派遣され、縄文の流れを汲む部族を討伐するため東北の地へ向かった。
そこで出会ったのは蝦夷のリーダーである阿弖流為。
2人は敵同士でありながらもお互いの魅力に惹かれ、誰も死なずに事をおさめるにはどうしたら良いか、人はどう生きるべきかを語り合い絆を育てて行く。
が、最終的に帝の思案により阿弖流為は処刑されてしまう。
(坂上田村麻呂は阿弖流為が処刑されるということは知らなかった様子でした)
※あくまで、漫画のストーリーですので、史実とは異なる部分あるかもしれませんがご了承くださいませ~。
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それでですね…
ここで描かれていた、坂上田村麻呂と阿弖流為が
語り合うシーンの雰囲気と
アクティベーションの花畑の雰囲気が
ほぼ同じだったんです…
いや、それぞれの場面も全然違いますし
何が同じなのかと言われると
「雰囲気が同じ」としか言いようがないのですが…
「これだ…!!」と何かが繋がった感覚がありました。
呆然としながらちょっと落ち着こうとコーヒーを淹れに
キッチンに行ったんですけどね。
ドリップ中に涙がドバーっと流れて来て
争いたい訳ではなかった
尊敬できる相手と共に歩みたかった
みたいな感情があふれて来ました。
コーヒー片手に号泣するというおかしな絵面に
こぼさなくてよかったよ~!笑
そして、ひとしきり落ち着いたところで
思い出してくれてありがとう
って言われた気がしました。
うーん、自分でも書いていて妄想かも…
とやはり思うのですがね…。笑
もしかして、もしかするとですが…
坂上田村麻呂と阿弖流為ドンピシャでなくても
当時、そういう関係性の人達がいたのかもなあ~
と思いました。
そして、私の感じたものが
もしも妄想でなかったとしたら
田村麻呂さんと阿弖流為さんって、
とっても素敵な人だったんだろうなぁ。
ちなみに、後日ネットで知ったのですが
実際に坂上田村麻呂が阿弖流為を救おうとした
エピソードが残っているんですね~
『阿・吽』が史実をもとにしているので、そりゃそうだという感じではありますが。
歴史に疎いもので良い勉強にもなりました。
私はいつもアニメとか漫画から
情報や気づきをキャッチする事が多いのですが
今回も恩恵に預かった気がします。
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そして、結局何が言いたかったかと言いますと…
剣山アクティベーションから『阿・吽』で感じた
一連の流れを振り返った時に思ったんです。
この世にはやっぱり
良い悪い・正義と悪だけでは
片付けられないものがたくさんあるんだ、と。
今回のテーマは蝦夷討伐なので
どうしても大和側が奪った図になりがちですが
どちらの立場にも理由があるんですよね。
戦い合うということは、どちらかだけに犠牲が出るという事でもないでしょうし。
蝦夷討伐に参加した人にも
それは大きな逆らえない流れがあって
抗えなかった人達もいたのかもしれない。
戦いを望まない人もいただろうし
和合する道を探していた人もきっといたはず。
更には、正義って人の数だけあるのだし
誰が悪いとか一概に言えないし。
それを判断するのは私ではないわ~、と。
そして、最近の流れを鑑みた時に
ここから先はそういう信念体系から
抜ける時が来る気がしました。
誰がやったとか、やられたとか。
大きな目で見たら全部自分な訳ですし。
次のステップに行くには
色々なものをまるっと受け入れて
統合して行くのが必要なのかもしれませんね~
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とここで、余談ではあるのですが…
少し前に鹿児島に旅行に行った時に
意図せず縄文に触れるという事がありました。
(その時の記事はこちら)
実は、現地にいる際中、
頭の中にずっと『和合』というワードがあって。
「和合って何と何が??」と思いながら旅をしていたんですが、
剣山アクティベーションからの流れで
ああ、このことだったのだな、と腑に落ちました。
これからの人生において
テーマのひとつになって行く気がしています。
それでは、本日もお読みくださり
ありがとうございました